【パリ五輪 24/25日の見どころ】開会式に先駆け7人制ラグビーと男子サッカーがスタート
インフォシーク / 2024年7月24日 9時0分
日本中を興奮と熱狂、感動の渦に巻き込んだ東京五輪から3年。舞台をフランスはパリに移し、オリンピックが帰ってくる。26日(日本時間27日)に予定されている開会式に先んじて、日本時間の25日から7人制ラグビーとサッカーがスタートする。
【7人制ラグビー】
25日 1時~
男子1次リーグA組 日本vsニュージーランド
25日 2時~
男子1次リーグA組 日本vsアイルランド
25日 23時~
男子1次リーグA組 日本vs南アフリカ
全競技の先陣を切るのは2016年のリオデジャネイロ五輪から正式種目に採用された、通称「セブンズ」こと7人制ラグビー。15人制では今や世界の強豪となった日本だが、7人制でもリオではメダルまであと一歩となる4位に入った。しかしメダルの期待がかかった東京では11位と不本意な成績に終わり、その後も低迷。パリで雪辱を期す。
日本は1次リーグで東京五輪銀メダルのニュージーランド、22年ワールドカップ銅メダルのアイルランド、リオ五輪銅メダルの南アフリカと、いずれも世界トップクラスの強豪との対戦になった。初戦の対戦相手となるニュージーランドとはリオでも初戦で対戦し日本が歴史的な勝利を挙げ、大健闘の4位につながった。
力と力がぶつかり合う15人制に対し、7人制ならではのスピードと短い試合時間(前半7分・後半7分の合計14分)から、流れ次第でどのチームにもチャンスがある。流れを引き寄せ、強豪に打ち勝って1次リーグ突破なるか。
・参考記事
パリ五輪日本勢初陣は今日25時!7人制ラグビー番狂わせで石田主将「日本に勢いをつける」 / スポーツ報知
NZ戦、背水の陣で番狂わせ狙う 先陣切るラグビー7人制男子 / 共同通信
【男子サッカー】
25日 2時~
男子1次リーグD組第2試合 日本vsパラグアイ
68年メキシコ五輪以来となる、悲願のメダル獲得を目指すサッカー日本代表は1次リーグでパラグアイ、マリ、イスラエルと同組のグループDに入った。各組上位2チームが準々決勝に進める。その中でも最大のライバルと目されるパラグアイと初戦で激突する。
パラグアイは伝統的な堅い守りに加えて強靭なフィジカルと個人技に長けた選手をそろえた、堅守速攻が持ち味の難敵だ。アテネ五輪で銀メダルに導いたサギエル監督のもと、強豪揃いの南米予選を1位で突破。20年ぶりのメダルを狙う。
日本はシドニー五輪以降、6大会の初戦で勝利と敗戦はそれぞれ3試合ずつ。初戦勝利の3大会はいずれも決勝トーナメントに進出し、敗戦の3大会は1次リーグで敗退という結果が残っている。日本にとって初戦は単なる1試合ではなく、メダルへの大きなカギを握る重要な試合であり、初っ端から正念場と言っていい一戦だ。
しかしここに来てスタメン候補だったDF半田陸が負傷離脱するというアクシデントに見舞われた。代役には大畑歩夢が入ると見られている。これまでも日本代表は選手の所属クラブとの交渉がうまくいかず練習の足並みが揃わなかったり、予定通りの選手を招集できなかったりと決して順調な歩みではなかったが、大きな痛手となった。
日本としてはこれまで通り、ボール保持率をあげつつパラグアイの堅い守備をこじ開ける必要がある。キーマンとなりそうなのは強豪フランス戦でゴールを決めた藤田譲瑠チマ、背番号10を背負う斉藤光毅、エースストライカーの細谷真央あたりか。
・参考記事
パリ五輪に“緊急事態”、サッカーパラグアイ戦「先発予想」 内野貴史を追加招集へ…初戦2つの鍵【現地発】 / FOOTBALL ZONE
サッカー男子があす未明初戦、左サイドの斉藤光毅と三戸舜介復帰で攻撃に厚み…スタメンか / 読売新聞
「陸のためと全員が思っている」大畑歩夢が決意新た、半田負傷によりパリ五輪初戦で先発濃厚 / ゲキサカ
大岩ジャパンのパリ五輪を前園真聖氏が展望 カギは平河悠と斉藤光毅の併用か / 東スポWEB
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