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旧ソ連時代のロック音楽に想いを馳せるSteam対応RPG『雪境公園』が早期アクセス!―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年4月14日】

インサイド / 2024年4月14日 15時0分

4月11日、ついに中国にて『Persona5:The Phantom X』がサービス開始となりました。本国のApp Storeランキングでは当然のように上位を獲得。配信から2日後の記事執筆時点においても粘り強い奮闘を見せています。


筆者も時間さえ許せば製品版をプレイしたいところですが、以前参加したベータテストの時点で『ペルソナ』シリーズに恥じないだけのボリューム感があったので、正直ゲームプレイのハードルを感じてしまいます。将来日本展開が正式に決まった場合、合計3回もゲーム序盤を遊ぶことを考えると、手を出しづらいというものです。


さて、今週も注目作を3選紹介していきますが、徐々にSteamからでも遊べるタイトルが増えきた気がしています。日本語に対応していなくても、英語対応しているケースは多く、比較的触れやすくなってきたのではないかと思うこの頃です。


今回紹介する中にもベータテストとして、早期アクセス可能なタイトルがあったりします。気になる方は、ぜひプレイしてみるのが良いでしょう。


※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。


◆『飛越虹鏡』


飛越虹鏡』は、昨年『代号:虹』の名称で事前登録開始となったアクションRPGです。プレイヤーは架空の都市を舞台に「心霊研究所」の所長として、異能力者たちと共に街中で巻き起こる数々の事件を解決に導いていきます


TapTapでは昨年から登場していましたが、4月3日にはbilibiliの方でも事前登録がスタートしました。まだ、簡単なゲームプレイ動画が確認できるティザー映像が公開されている程度で、weiboの方でもこれといった情報解禁はありません。


現時点では“アニメ調モデリングの3Dキャラクターが戦うゲーム”という昨今のトレンドを抑えつつ、ポップで明るい作風...といった印象です。動画内にはキャラクターとの交流要素なども確認できますが、バトルシステムはプレイヤーの操作するUIが非常に少なく、カジュアルゲーム寄りのシステムになっているのかもしれません。


ただ、過去に『代号:虹』でのベータテストを行っていたのか、一部のプレイヤーが実機によるゲームプレイ映像をコミュニティ内に上げているのを確認しました。スマートフォン縦持ちながら、快適なアクションが楽しめるようです。




◆『雪境公園 CODE:LIMBUS』


ターン制のカードバトルRPG『雪境公園 CODE:LIMBUS』が、4月11日~4月23日の期間中にベータテストを実施中です。対応プラットフォームはスマートフォン&PC。今作はSteam版も登場予定で、PC向けのベータテストはSteamから早期アクセスのかたちでプレイできます


なお、現時点では日本語に対応していませんが、インターフェースと字幕部分の英語対応はあるようです。記事執筆時点では「やや好評」となっていました。


全体的にシリアスなテイストの絵づくりが特徴的ですが、テストプレイ中のユーザーたちからはシナリオ部分や音楽などについても評価されていました。


4月11日にはベラルーシ発のポストパンクバンド「Molchat Doma」の楽曲《Kletka》を採用したMVが公開。公式によると、『雪境公園 CODE:LIMBUS』を構成する精神的な核の部分が、この楽曲と非常にマッチしていることから、Molchat Domaとレコード会社・Sacred Bones Recordsのライセンス許諾を受けて動画公開に至ったようです。


余談ですが、Molchat Domaの音楽は“旧ソ連時代におけるロック音楽”から影響を受けたものらしく、重厚感あるボーカルと暗く切ないメロディラインが独特の風合いを生み出しています。


現段階でゲーム内に本楽曲が採用されているのかは不明ですが、作り手側に相当なこだわりと思い入れがあるのは確かでしょう。今回公開したMVというのは、イメージソング的な意味合いが強かったりするのかもしれませんね。




◆『ETHERIA: RESTART』


ETHERIA: RESTART』は、『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』『逆コーラップス:パン屋作戦』といった人気タイトルの配信および、TapTapを運営しているXDが開発中の新作RPGです。こちらのタイトルに関しては日本版も今後登場することが明らかとなっています


そんな本作は4月24日からスマートフォン&PCを対象にベータテストが実施予定。しかし、本テストにSteam版が含まれるのかは、記事執筆時点で未定となっています。


本テストの参加にはTapTapのユーザーIDが必要になるとのことで、bilibili経由でゲームがプレイできるのかも怪しい状況です。こうした背景にはやはり、XDが自社で運営しているTapTapへの誘導があるといえます。


公式アカウントはbilibiliとweiboどちらの投稿でもTapTapの事前登録先リンクだけを載せているため、スマートフォンアプリのインストール先はTapTapのみ...という可能性は否定できません。また、中国のゲームメディア「gamekee」と連携した公式の攻略Wikiが登場しました。


攻略Wikiはbilibiliにもありますが、TapTapがわざわざbilibiliを使わずにゲームメディアと連携したとなれば、競合相手として強く認識している可能性は高いことでしょう。我々ユーザーとしては、ゲームを遊べさえすればどこでも良いのですが、本国ユーザー的には“無数に存在し競合し合うサードパーティ製プラットフォーム”に対して、どのように考えているのか興味が尽きません。



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