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オープンワールドゲームの“マップ外”に行くとどうなる?巨大生物に食われたり、世界が壊れたり…全10作品の対応を紹介

インサイド / 2024年4月27日 19時0分

広大なフィールドを自由に冒険できるオープンワールドゲームですが、行ける範囲にも限界があります。プレイヤーがマップの外へ行けないよう、開発者は何らかの仕掛けを用意しておかなければいけません。


メッセージで警告するのが一番シンプルですが、中にはユニークな方法でマップ外への侵入を防ぐ作品もあります。本稿では全10作品のオープンワールドゲームにて、マップ外に行った時の対応を紹介します。


◆Marvel's Spider-Man:メッセージで警告


まずは前述したメッセージで警告するパターン。スパイダーマンになってマンハッタンを自由に飛び回れる『Marvel's Spider-Man』では、マップ外に進むと「プレー可能エリアから離れようとしています」と表示され、強制的にマップ内へ戻されてしまいます。


対策としてはシンプルかつ確実にゆえに、多くのオープンワールドゲームはこの方法を採用。しかし、没入感が削がれてしまうため少々野暮でもあります。


◆ホグワーツ・レガシー:見えない壁


警告メッセージと並んでよく採用されるのが「見えない壁」を張ること。ハリーポッターシリーズの世界を冒険できる『ホグワーツ・レガシー』では、近づくと薄っすら見える「透明な壁」がマップ端に張られており、プレイヤーの侵入を防ぎます。


これもシンプルかつ確実な方法ですが、警告メッセージと同じく没入感が削がれてしまうのが難点です。


◆ELDEN RING:マップ端に行かせない


「そもそも端に行けないマップを作ればいいんだ!」ということで、ファンタジーRPG『ELDEN RING』ではフィールドを高い崖や海で囲み、マップ端に近づけなくしています。


崖は高すぎて登れなかったり、落ちたら即死するような高さだったりと、物理的に超えることは不可能。本作の主人公は泳げないため、海に入っても即死です。たまに不注意で崖から落ちてゲームオーバーになるのはご愛嬌。


◆Rise of the Ronin:溺れる


幕末が舞台の『Rise of the Ronin』も同じく、フィールドを高い崖で囲っています。ただし、マップ外へ続く街道に「関所」を設置するなど、世界観を意識した塞ぎ方をしているのは好印象。


また、本作の主人公は泳げるため、海を泳いでマップ端まで行けます。マップ端が近づくと「沖合の波は荒い。気力が尽きれば溺れてしまう」と警告され、引き返さなければ溺れ死んでゲームオーバーに。


泳ぎが得意でも「沖合からは波が荒くて危険」と、それ以上進めない理由を明確にしているのが良いですね。


◆グランド・セフト・オートV:サメに食われる


都市オープンワールドの代表作『グランド・セフト・オートV』はマップを海に囲まれており、マップ端に近づくと「サメ」に襲われてゲームオーバーとなります。


サメの攻撃は一撃必殺。公式の無敵チートを使っても防ぐことはできません。


ならば「乗り物に乗っていれば大丈夫なのでは?」という考えも無駄。マップ端に行くと、謎の力で船は突如沈みだし、飛行機はいきなり翼が折れて墜落する徹底ぶりです。


◆サブノーティカ: ビロウ ゼロ:巨大生物に襲われる


ほぼ全域を水に覆われた惑星が舞台の『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』では、サメ以上に恐ろしい生物がマップ端に待ち構えています。


この世界のマップ端は「デッドゾーン」と呼ばれる危険地帯になっており、1匹だけでも勝ち目のない巨大生物が群れを成して襲い掛かってきます。抵抗するのは難しく、ほぼゲームオーバーと言っていいでしょう。


この生物ですが、ただでさえ危険な種の突然変異体であり、ゾンビのように爛れた恐ろしい見た目の持ち主。真っ暗で何もない海の中、自身の数倍もデカくて恐ろしいバケモノに襲われる……一種の恐怖体験であり、気持ち的にも二度とマップ端へ近づきたくなくなります。


ちなみに、やろうと思えば巨大生物たちを撒くことも可能。成功した場合は数十分かけて何もない海を進んだ後、スタート地点に強制ワープで戻されてしまいます。


◆原神:仲間に引き留められる


ファンタジー世界を旅する『原神』では、共に旅する相棒キャラクター「パイモン」がマップ外への移動を引き留めてきます。


その引き留め方は「またあとで来よう、今は他を探索しよう!」と促し、プレイヤーを強制的にUターンさせるというもの。警告メッセージと似ていますが、こうやって自然に差し込むのはお見事です。


◆ウィッチャー3 ワイルドハント:主人公がぼやく


ダークファンタジー『ウィッチャー3 ワイルドハント』は警告メッセージタイプ。「これ以上先へは進めない」の警告と共に、強制的にマップが開かれファストトラベルを促されます。


少し特殊なのが、マップ端へ近づいた時に“主人公がぼやく”こと。セリフは「もうこんな長旅ができる年じゃない」や「これは行き過ぎたな…」「近道はないかな?」など。「やれやれ、正しい道はどっちだったか」という感じで地図を確認し直しているような解釈もできますね。


◆アサシン クリード ヴァルハラ:世界が壊れる


ヴァイキングとなって9世紀のイングランドを冒険する『アサシン クリード ヴァルハラ』。本作のマップ端は幾何学模様に歪んでおり、近づくと「侵入禁止エリア。このままだとシンクロ解除」の警告と共にノイズが走り、世界がポリゴン状に崩壊してゲームオーバーとなります。


これは『アサシン クリード』シリーズの世界観が原因。本シリーズは、未来に生きる人間が「過去を追体験できる装置」を使って「当時(=本作ならば9世紀イングランド)に生きる主人公の人生を追体験している」というSF設定が根幹にある、いわば仮想体験のようなもの。


「このままだとシンクロ解除」の警告から分かるように、装置では再現しきれない範囲へ行ったことで、追体験の機能にエラーが起きてしまったわけです。


◆ファークライ6:まさかのゲームクリア


最後に紹介する『ファークライ6』では、マップ外に行くことで「特殊エンディング」を見ることができます。


本作のあらすじは、独裁国家出身の主人公が自由を求めてアメリカに渡ろうとするも、乗っていた難民船が軍の襲撃を受けて漂流。流れ着いた先でゲリラ集団に参加し、祖国を解放すべく戦っていくというもの。


序盤はまだアメリカに逃げたいという気持ちが強く、ゲリラにも作戦を手伝う代わりに船を用意するよう要求。いくつかの作戦を終えた後、約束通り船をもらえます。


本筋ではここからゲリラに正式加入し、祖国解放を目指す本格的な戦いが始まるのですが、船に乗ってマップ外へ行くとあら不思議。


時間が3か月後に飛び、アメリカのビーチでのんびりと過ごす主人公の姿が。ラジオで「ゲリラが壊滅した」というニュースを聞きつつ、スタッフクレジットが流れてゲームクリアとなります。


ゲーム的にはバッドエンドですが、主人公的にはハッピーエンドかも。ちなみにトロフィー「当然そうなる」も入手できます。




というわけで、全10作品の対応を紹介しました。あなたが今遊んでいるオープンワールドゲームでも、もしかしたら意外な仕掛けが用意されているかもしれません。試しにマップ端へ行って確かめてみてはいかがでしょうか。


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