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オリンピックeスポーツ「アーチェリー」に採用された謎のゲーム『Tic Tac Bow』がひっそりサービス終了―当時日本の配信者“象先輩”がメダリストに輝く

インサイド / 2024年9月5日 15時15分

アーチェリーゲーム『Tic Tac Bow』は、9月5日をもってサービス提供を終了することを発表しました。2023年6月に行われた「オリンピックeスポーツウィーク」にて“アーチェリー”種目として採用されたタイトルです。


◆無名のモバイルゲームが五輪種目に


2023年2月にモバイル向けにリリースされた『Tic Tac Bow』は、シンガポールの企業「Project 99」が配信するアーチェリー対戦ゲームです。内容は、3×3のマス目に向かって互いに矢を放ち、いわゆる○×ゲームのようなシステムで勝敗が決まるというもの。風の影響を考慮したり、対戦相手よりも中心に矢を的中させることでそのマスを自身のものにできたりと、独自のシステムが特徴的です。


前述の通り、本作は2023年6月に行われた「オリンピックeスポーツウィーク」にて“アーチェリー”種目として採用。『グランツーリスモ7(モータースポーツ)』や『WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球(野球)』などと異なり、リリースされたばかりでダウンロード数の少ないゲームが採用されたことで物議を醸しました。


なお、この種目では当時、「象先輩」の愛称で親しまれるストリーマーのTakebayashi Kyosuke氏が銅メダルを獲得しました。



◆サービスをひっそり終了


そんな異様な盛り上がりを見せた『Tic Tac Bow』は、2024年9月5日をもってサービスを終了。8月29日に公式Discordでアナウンスされ、オリンピックeスポーツウィークにも出場していた「ちょもす」氏や「象先輩」氏などが話題としてとりあげ、SNSでにわかに注目を集めています。


公式アナウンスではコミュニティやプレイヤーに感謝を伝えつつ、課金機能の停止やストアからの削除を報告。サービス終了後のオフライン版などについては、専用のバックエンドシステムで成り立つサーバーベースのゲームであるため、実現は困難と説明しています。




2025年にはサウジアラビアで「オリンピックeスポーツゲームズ」の開催が決定しています。本稿執筆時点でゲームタイトルは決定していませんが、どのようなものになるのか、想像がつきません。





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