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Advanced Keep アドバンスドキープ/大川 耕平

INSIGHT NOW! / 2016年3月18日 9時15分

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大川 耕平 / 株式会社スポルツ

健康ウェルネスサービスにとって極めて重要なプロセスデザインの切り口であり今注目しているのがアドバンスドキープという考え方です。

健康改善や向上を支援するサービスにとって顧客経験プロセスをどこまで深く理解し共感を持たれるサービスとして継続して行けるかが重要です。

分かりやすい例としてダイエットにおいて成果を出すプロセスをどうつくるか?が大きなテーマですし、各サービスの特徴が出ます。

この成果プロセスに注目が集まるのは当然なのですが成果を出した後のプロセスである成功後の維持も極めて重要なプロセスです

維持をより高度に続けるという意味でアドバンスドキープというコンセプトを

わたしたちは持っています。

ちょうど12年前にこのコンセプトを発表した時はなんとも受けがよくありませんでした。どうしても成果プロセスの技術に注目が集まってしまいました。

北米圏のダイエットサービスが成果プロセスを起点に維持プロセスまで含めたレンジまでサービスを広げ始めたのも同時期です。海外の先進ビジネスモデルはウェルネスサービスプロセスをより長くデザインすることによってLTVを高める試行錯誤を始めていたのです。

実はこのキープのプロセスにこそ健康ウェルネスサービス事業のマネタイズポイントがいっぱいあることが分かってきました。

既に数多くの健康ウエルネスサービスが事業運営が日本国内でも行われているのですが、このコトに気づいている事業者が実に少ないです(笑)

維持というプロセスに潜むタッチポイントポテンシャルに気づけばより広範囲な連携が可能になります。

成果プロセスを共有したお客様同士をつなげるコミュニティがそのコミュニティでのコミュニケーションから次なるソリューション課題を探していき提案しトライし修正していくという相互学習関係を築いていくことでマネタイズポイントを創出していくのです。

ある一定のアウトカムを手にした健康消費生活者にとってキープも進化のひとつのなのです。

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