1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

満足度120%!旅行気分になれる「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」は、映画ファンじゃなくても最高に楽しい

isuta / 2023年4月4日 20時0分

ウェス・アンダーソン監督が手掛ける映画作品といえば、ポップなパステルカラーをメインに用いた独特な色使いや、シンメトリーな構図が印象的。華やかでかわいい色彩の彼の作品は、一度見たら虜になってしまいますよね。


そんな、ウェス・アンダーソン監督の映画に出てきそうな場所の写真を集めた、話題の展覧会「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」が日本に上陸。会場には、映画のワンシーンを切り取ったような写真作品が、300点あまり展示されているんです。


4月5日(水)の開幕に先駆け、isuta編集部が展覧会の様子をレポしていきます!


韓国で大盛況だった「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催される、「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」。2022年に韓国で開催され、大盛況を呼んだ展覧会「AWA展」が、名前を変えて日本に上陸しました。


「AWA」とは『Accidentally Wes Anderson』の略称で、ウェス・アンダーソン監督の映画に出てきそうな場所を撮影し、投稿するInstagramコミュニティのこと。


本展では、AWAに投稿された中から厳選した写真を、旅に関する10のキーワードと共に紹介しています。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


入り口の前では、大きなパネルがお出迎え。これも映画のワンシーンのようですが、アメリカのオハイオ州にある、マリーズ・チョコレート工場の貯蔵タンクなんだとか!


カカオ・ミルク・シュガーと書かれた文字とピンクのタンクがマッチして、かわいい1枚に仕上がっていますね。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


飛行機の搭乗ゲートにいるような、わくわくした気持ちを抑えながら、入口へ。中に入ると、いよいよ旅のスタートです!


世界にこんな風景があったなんて…驚きの連続です

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


最初のセクション「Welcome Adventures」では、AWAのコミュニティについて紹介されています。


AWAのInstagramのアカウントは、2017年にアメリカ・ブルックリンでコーヴァル夫妻が構想した、旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)をきっかけにスタートしたといいます。  


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


Instagramにアップされているのは、夫妻が撮った写真はもちろん、世界中のフォロワーから提供された写真。「世界にこんな場所があったなんて!」と、驚くこと間違いなしですよ。


ウェス・アンダーソン監督らしい、ノスタルジックな世界

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


「Open Your Photo Album」は、ウェス・アンダーソン監督らしいノスタルジックな作品を集めたセクション。


どれも監督自身が撮影しているわけでも、作品に出てくるわけでもないのに、不思議と“ウェス・アンダーソンっぽさ”を感じますよね。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


派手な風景ではなく、自然体を切り取った温かみのある写真ばかり。訪れたことはないけれど、どこか懐かしい気持ちになる作品がそろっています。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


自分の身の回りの風景も、よく見るとウェス・アンダーソンっぽいシーンで溢れているかも?


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


旅には列車がつきもの。「The Terminal」のセクションでは、旅に欠かせない駅や鉄道を被写体とした作品が展示されています。


こちらには、車窓からみた窓の景色がずらり。乗客の気持ちになって、特等席から見る絶景を想像してみてくださいね。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


おや、これは見覚えのある風景。日本の何気ないシーンも、このように切り取るとドラマチックに見えてきます。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


車窓のように切り取られたパネルの奥には映像が映し出され、次々と移り変わる世界の風景が楽しめますよ。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


セクションごとに壁の色が異なり、移動するたびにガラリと雰囲気が変わるのも魅力。「Cities to Explore」には、世界中の色鮮やかなスポットが大集合しています。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


旅といえば観光名所をめぐったり、有名な絶景スポットに行ったりすることが多いですが、実はもっと素敵な場所がたくさんあるのかも。


この展覧会をめぐっていると、世界中を旅しているような気分になれると同時に、「ここに行ってみたい」「こんな場所を探してみたい」と、新たな好奇心がむくむくと湧いてきちゃう…!


オリジナルのボーディングチケットを持って、次の旅へ

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


ウェス・アンダーソン監督といえば、『グランド・ブダペスト・ホテル』を思い出す人も多いのでは?同作品のモチーフとなったホテルはもちろんですが、世界にはユニークなホテルがあふれています。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


ホテルにフォーカスしたセクション「Check in, Please」を鑑賞していると、ますます旅に出たくなっちゃいそう。


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


ほかにも、さまざまな視点からプールを切り取った「Cool Pools」や…


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」の展示


ピンクとターコイズブルーだけを集めた「Colorful Collection」、草原や雪景色などユニークなシーンの「Relax in Nature」など、興味深いコンテンツばかり。





最後に用意されていたセクションは、次の旅先を見つける「Visitors Center」です。


セルフチェックインと書かれたモニターを操作すると、自分好みにカスタマイズしたボーディングチケットが作成できますよ。





行きたい旅先や好みのカラー、名前を入力して、メールアドレスを登録するだけ。展覧会の記念に、ぜひ遊んでみてくださいね!


「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」のポストカード・ステッカー


韓国から直輸入したというグッズや、東京オリジナルグッズも販売されているから、気になった人はのぞいてみて。


本展はウェス・アンダーソン監督の作品が好きな人はもちろん、あまり知らない人でも楽しめるはず。カラフルでポップな世界観に、きっと魅了されちゃいますよ。





「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」

期間:4月5日(水)~5月26日(金)

時間:11:00~19:00 ※入館は、閉館の30分前まで ※毎週金・土曜、GW、最終週は11:00~20:00

場所:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)

料金:前売:一般1800円、大学生1300円、高校生以下800円/当日:一般2000円、大学生1500円、高校生以下1000円

URL:https://www.awa2023.jp/





この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください