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間もなく対応ディスプレイの発売開始!ゲーム画面をなめらかに表示する「NVIDIA G-SYNC」【デジ通】

ITライフハック / 2014年9月4日 13時0分

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NVIDIAは2013年の10月に「G-SYNC」という、ゲーム画面をなめらかに表示させる技術を発表した。この技術は対応GPUだけでは実現できず、G-SYNC対応のディスプレイと組み合わせて初めて利用できる。、この技術が発表されて以来、全国各地でそのデモが実施され、認知度は高まったが肝心の製品展開が遅れていた。既存のディスプレイを改造してG-SYNCに対応させるキットは販売されていたので、試してみたという人もいるのではないだろうか。

しかし、普及に弾みをつけるには、製品段階からG-SYNCに直接対応するディスプレイが必要だ。ということで、8月末に日本AcerとASUSことASUSTeKからようやくG-SYNC対応液晶が発売された。

ゲームの画面は負荷に応じて画面の書き換え回数が変わる。負荷が高い場合は60fps以下になり、一般的な用途では30fpsで問題ないレベルになり、そして60fps以上ならゲーム画面は非常になめらかな表示となる。その一方で、ディスプレイとパソコンの画面表示のタイミングがずれる問題があった。

たとえば一般的な液晶ディスプレイは60Hzで画面を表示している。これは1秒間に60回画面を書き換えていることを表している。このディスプレイの画面書き換えタイミングは常に一定で、ゲームのような付加の高い環境で、パソコン側の描画回数が変わってしまうと、なめらかに表示されなくなることがある。

例えばディスプレイの画面書き換えタイミングと、ゲーム画面の書き換えタイミングが合わないと不自然な画像が表示されてしまう。これを軽減するために「V-Sync(垂直同期)」のような機能は以前からあるが、ディスプレイの画面書き換え回数とパソコン側の画面表示タイミングは根本的に同期していないため、どうしても問題が発生する。

こも問題を解決するのがNVIDIAのG-SYNCだ。G-SYNCでは、NVIDIAのGPUが描画するタイミングに合わせて、モニター側の表示を同期させる技術だ。このため、パソコン側の負荷が高くなったとしても常にきれいな画面が表示できる。そしてこのG-SYNCに対応する液晶ディスプレイが、ようやく日本で発売された。

発売されたのは日本エイサーのXB270HAbprzと、ASUSのROG SWIFT PG278で、V-Sync対応でNVIDIAの対応GPUも必要になる。たdし、これまで特にゲームでの描画に不満があった人には注目の製品とと言えるだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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