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Xデーは9月9日? 新型iPhoneネットの噂をまとめてみた

ITライフハック / 2014年9月3日 22時0分

Xデーは9月9日? 新型iPhoneネットの噂をまとめてみた

「iPhone 6の発表間近か?! 9月は注目のIT関連イベントが盛りだくさん」と言う記事でも紹介しているように、9月9日にアップルは発表会を開催する。iPhoneユーザーの中には、9月を心待ちにしている人も多いだろう。アップルの新製品は多くは、9月に発表されているからだ。そういった事情からネット上では、かなり早い時期から新iPhoneの噂で持ちきりだった。

そのような状況の中、先日、Appleが2014年9月9日にスペシャルイベントを開催するとの招待状をプレス向けに送付したことで、iPhone 6正式発表の可能性がより高まったと言える。

スマホの機種変更の時期を控えている人にとっても、常に最新のiPhoneに乗り換えてきた人にとっても
iPhoneユーザーに限らず、モバイルユーザーの中にもiPhone6を気に掛けている人がいるだろう。そこで、ネット上で散らばっているiPhone6の噂をまとめてみた。なお、すでに登場がアナウンスされているのにiOS 8がある。9月の発表会は、iPhone 6とiOS 8の内容紹介が中心になると見られている。

■新iPhoneの気になる噂をズバリ予測
噂その1)機種名は?
まず何より気になるのは、新iPhoneの機種名だろう。これまでのiPhoneシリーズを振り返ってみると、iPhone 3G/3GS/4/4s/5/5s/5Cといったように数字が上がっていくことから、新製品の機種名は「iPhone 6」である可能性が高い。あと残されているネーミングとして数字なしの「iPhone」(原点回帰)、5.5インチディスプレイ搭載で「iPhone note」といったものだ。おそらく「iPhone 6」で決まりだろう。

その2)発売日は?
iPhone 5/5s/5Cの発表日と発売日を調べてみると、発表日は火曜日か水曜日。発売日は翌週の金曜日が恒例となっている。今回は、スペシャルイベントを9月9日に開催することから、正式発表は9月9日、発売は9月19日と考えてまず間違いないだろう。
Graph_01

その3)搭載プロセッサーは?
複数のメディアによると2.0GHzのA8チップが採用されるのではないかと言われている。iPhone5 sに搭載されたA7チップが1.3GHzであることを考えると、応答速度やレンダリングで、高速化が期待できそうだ。また64ビット対応をさらに拡張してiOS 8との何らかの連携をしている可能性が高い。iPhone 6とiOS 8の組み合わせが最適になるように設計されていると思われる。

その4)画面サイズは?
macrumors.comによると、iPhone6は画面サイズの異なる2種類の製品が出るとされている。これはまるで某サムスン端末のGALAXYシリーズのようだ。サムスン端末はGALAXY およびGALAXY noteと別れているため先述した「iPhone note」というネーミングの発想が出てきたと思われる。

気になる解像度は、下記の通り
Graph_02

またディスプレイは、引っかき傷やヒビ割れに強いサファイアガラスが採用されるらしい。とにかく歴代のiPhoneはディスプレイ破損が半端じゃないほど多い端末だ。あの蜘蛛の巣状のヒビの入ったディスプレイ面、そして修理代の高さから、ヒビの入った状態で使い続けられる端末、この問題を解決してくれるのであれば、iPhone 6は画期的な端末と言われてもおかしくないだろう。また、Nintendoの3DSシリーズのように、画面サイズの大きいモデルは、「iPhone 6LまたはiPhone 6LL」という名前になるかもしれない。

その5)無線LAN機能は?
Android端末含めて高速な無線LAN規格であるIEEE802.11acに対応している端末は、見かけない。これがiPhone 6で最新の無線LAN規格に対応するようだ。チップのメーカーはブロードコムでないかと言われている。

その6)おサイフケータイ(NFC)は?
近距離通信規格(NFC)に対応する予定と言われる。しかし、店舗側のFelicaリーダーがNFCに対応していないので、すぐにはおサイフケータイとして使うことはできない見込みだ。

その7)販売するキャリアは?
キャリアとしては、現在iPhone 5s/5Cを販売している、ドコモとソフトバンク、そしてauだろう。それ以外にもアップルストアでSIMフリー端末が発売される可能性もある。

その8)対応するネットワークは?
各キャリアで違いが出るのがネットワークである。サービスエリアの広さと速度、そして安定性を考えると、ネットワークではauが若干優位だと言えるだろう。
新型iPhoneでは、対応する周波数帯が拡大し、KDDIのWiMAX 2+がサポートされる可能性が高い。さらに、KDDIが国内キャリアで初めて導入し、2014年夏モデルから対応端末を販売しているキャリアアグリゲーション(CA)への新型iPhoneへの対応も見込まれている。CAは、LTE-Advancedの主要技術のひとつで、2つの周波数帯域を1つに束ねて通信速度を高速化させる技術。LTEの800MHz帯と2.1GHz帯を束ねて、下り最大150Mbpsの高速通信が可能になる。

先日ソフトバンクもCAの提供を開始すると発表、対応のモバイルルーターの発売も発表した。しかし、このCAの通信規格はカテゴリー6と呼ばれ、カテゴリー4と噂されている新iPhoneには対応しないと見られる。
そしてドコモはCAの先を行く技術「LAA」の実験に成功。同技術は免許の不要な5GHz帯を利用するので即座に新技術として搭載できるが、iPhoneがこの通信方式に対応する可能性は低いだろう。

以上、ざっくりとだがネット上の噂をまとめてみた。決まっているのはiOS 8が登場するということ、9月9日にアップルがイベントを開催するということだけだ。それ以外は、決定的な証拠が何ひとつない。そもそもiPhone6自体が出るという確証もない。来週にはわかってしまうことであるが、こうした噂話に花を咲かせつつ、アップルの正式発表を待つべし。

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