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コンサル企業が今、「ITエンジニア」の採用を重視するワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月17日 7時15分

 まず、会社の規模によって研修やフォロー体制、担当する業務の範囲は異なります。一般的に大手のコンサルティング企業は研修制度やフォロー体制が整備されていることが多いと思います。または特定の業界/ソリューションで組織を分けている場合もあるため、特定領域の専門性を高めやすい傾向があるといえるでしょう。

 一方、中小規模のコンサルティング企業の場合は、裁量権を持ちやすく、特定領域に特化していないが故に幅広い業界/ソリューションを学びやすいといえます。

 加えて、コンサルティング企業は大きく分けると戦略コンサル/業務コンサル/ITコンサルに分けられます。企業によっては特定の分野に特化していたり、特化していなくても得意分野を持つ場合があるため、自身が何をやりたいかによって見極めが必要です。

 「コンサルティング企業がシステム開発(構築)工程まで行うのか」といった点も重要です。近年、顧客の課題解決をEnd to Endで行うことを目的に、開発工程を内製化する企業が増えつつあります。一方、開発工程は外部ベンダーに委託し、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)としての役割を果たすスタンスを取る企業も多く存在します。

 上記は一例ではありますが、まずはこうした観点から情報を整理してみると企業選びをしやすくなるでしょう。

●著者プロフィール:芦野 成則

レバテック株式会社 リクルーティングアドバイザー

一橋大学を卒業後、官公庁に5年半勤務し、2019年にレバレジーズに中途入社。

レバテックのキャリアアドバイザーとして、年間約300人以上のエンジニア・ITコンサルタント向けのキャリア支援を行い、その後ハイクラス専任チームの立ち上げに従事。

現在は企業の採用支援を行うリクルーティングアドバイザーとして、人事目線での社内実情やIT人材の転職市場動向を踏まえ、多角的な視点から採用支援を実施。

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