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夏にも稼ぐスキー場「白馬岩岳マウンテンリゾート」 来場者数が過去最高に

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月12日 10時50分

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「白馬岩岳マウンテンリゾート」来場者が過去最高

 岩岳リゾート(長野県白馬村)は、運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」の2023年度来場者数が、夏季22.2万人と冬季14.7万人を合わせて00年以降最高となる36.9万人超を記録したと発表した。

●「冬よりも夏の集客」を目指した取り組み

 白馬岩岳マウンテンリゾートは、冬季のスキーやスノーボードだけでなく、初夏から秋までの「グリーンシーズン」も絶景ブランコや乗馬アトラクション、マウンテンカートなどの各種アクティビティが楽しめるマウンテンリゾート。

 同社は、国内におけるスキーとスノーボード人口の減少や気候変動による不安定な降雪など冬の来場者数減少を背景に、通年で楽しめる取り組みを進めてきた。

 17年には、本格的にグリーンシーズン強化の取り組みを実施。18年に絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」、19年に山頂の絶景空間「岩岳グリーンパーク」、20年に巨大ブランコ「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」、22年に展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」、23年に超大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」を開業するなど、次々と展開している。

 16~23年の7年間に、グリーンシーズンの来場者数が約9倍に増加。23年はイベント来場者数も含み前年比111%の約22.2万人の集客に成功した。

●冬の来場者数も伸長した要因は?

 23~24年の冬季は暖冬のため集客が懸念されたが、結果的に前年度よりも来場者数が増加した。大きな要因として、同社は「インバウンドの復活」を挙げている。また、観光スポットや飲食を目的とした冬季の観光客が増加したことも要因だという。

 冬季観光客数は、12月が4300人超(前年同月約2200人)、1月が7200人超(同約3500人)、2月が7000人超(同約3700人)。悪天候の日が続いた3月を除き、いずれも単月昨対比で約2倍、シーズン全体では約2.2万人(前年同期約1.4万人)の来場者数を記録した。

 同社は「季節を問わず楽しめるコンテンツを強化し続けたことで、今季のような不安定な降雪のウィンターシーズンにも安定した集客を実現できた」としている。

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