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中堅は「給料減」 相次ぐ大手企業の「初任給アップ」の背景にある悲しい事情

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月11日 7時15分

 労働力人口の減少や高齢者の増加を考えれば、若手社員の獲得が今後ますます困難になることは容易に想像することができ、初任給アップの波もしばらくの間続くのではないでしょうか。

 最後に、筆者は「働く」ということは本来、自身の持っている能力を使って社会に貢献し、その貢献の価値の対価として報酬を受け取ることだと考えています。しかし、最近は「初任給アップ」という言葉だけが独り歩きしてしまっているように感じます。新卒の方々の労働に対する意識が損得だけにフォーカスされないことを願います。

●著者紹介:武田 正行(たけだ・まさゆき)

1978年東京生まれ。A型。2008年10月に大槻経営労務管理事務所入所。

2001年3月に大学を卒業し、民間の会社に就職をするが、その年に退職する。その後2002年4月から自動車整備の専門学校に入学し、2級ガソリン自動車整備士、2級ジーゼル自動車ガソリン整備士資格を取得、2004年3月に卒業。

2004年4月から2008年9月までハーレーダビットソンのディーラーで整備士として勤務していた。

2013年9月より、海外進出プロジェクトのメンバーとして、アジアを中心とした海外進出に必要な労務管理、社会保険についてのアドバイスを行っている。

現在は約20,000名の企業様の社会保険手続きや数万の企業の相談顧問を行っている。また、ハラスメント・コンプライアンス外部相談窓口のリーダーとして相談員の業務も行っている。

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