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「遮熱通学帽子」帽子内の温度を4度下げる、特徴は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月25日 9時30分

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帽子内の温度を下げる! 通学帽の特徴は?

 フットマーク(東京都墨田区)は、小学生や中学生に向けた夏用の通学帽子「遮熱通学帽子」を5月23日に発売した。価格は3500円。

 近年、猛暑日(最高気温35度以上)の日数が年々増加している。現在、小中学生の子どもを持つ親が小中学生のころは(30年前、1994年と仮定)、東京都の猛暑日が6日間だったのに対して、2023年は22日間となった。

 同社が実施した「通学時の熱中症に対する意識調査」によると、「小学生の子どもは、通学中に帽子をかぶっていますか?」という問いに、94.7%が「通年かぶっている」または「夏場のみかぶっている」と回答。また「子どもの夏場暑い中での通学に不安を感じたことがある」人が67.3%いることが分かった。

 この結果を受け、通学時にほとんどの小学生がかぶる通学帽子に熱中症対策の工夫をすることが有効ではないかとして、夏向けの遮熱通学帽子を横浜国立大学教授の薩本弥生氏と共同で開発することになったという。

 遮熱通学帽子は、帽子の前後にある換気孔が風を通すことで、帽子内の温度を快適に維持。合わせて、有害な紫外線を97%カットする生地を使用することで肌を守るという。

 遮熱通学帽子と、一般的に広く使われている黄色い通学帽子の推定周辺平均温度を比較したところ、最大で4度下げる効果があった。

 フットマークは「前後の換気孔による換気性能の良さ、二重構造による汗などの蒸れを抑える透湿性、太陽光の反射率が高い白を採用したことによる効果と考えられる」と分析している。

 カラーは白の1色、サイズはS~LLの4サイズ展開。フットマーク直営ネットショップ、フットマークオンラインショップ楽天店などで販売する。

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