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スズキ、ハスラーからタフな新モデル発売 人気車種のラインアップを強化

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月28日 14時15分

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バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーン

●プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 スズキは5月24日、軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更するとともに、新モデル「ハスラー タフワイルド」を発売した。全国軽自動車協会連合会によると、2023年度のハスラーの販売台数は9万2456台でランキング4位となった。スペーシアに次ぐ同社の人気車種を強化し、さらなる売上拡大を図る。

●「ハスラー」は装備を充実し、快適さを向上

 ハスラーの一部仕様変更に当たって、LEDヘッドランプを全車標準装備とした。「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」にはナノイー Xを搭載したフルオートエアコンや、360°プレミアムUV&IRカットガラス、シートバックアッパーポケット、USB電源ソケット(Type-A、Type-C)、LEDルームランプ(フロント、リヤ)などを採用し、車内の快適さを向上させた。

 ボディーカラーは2トーンカラーの組み合わせである「バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーン」と「アクティブイエロー ガンメタリック2トーン」を追加。モノトーンには「ソフトベージュメタリック」を加え、全11パターンを用意した。

 内装にはダークグレーのレザー調ファブリックシート表皮やブラックパールのインパネカラーガーニッシュなどを採用。HYBRID XとHYBRID Xターボにはオフブルー内装、カーキベージュ内装を用意した。

●「ハスラー タフワイルド」はタフなデザインに

 新モデル「ハスラー タフワイルド」は、外観に専用フロントグリルやメッキバンパーガーニッシュ、タフワイルドエンブレムやブラックメタリックの15インチアルミホイール、ルーフレールなどを採用。タフで存在感のあるデザインに仕上げた。

 内装は、撥水加工を施したファブリックシート表皮やドアトリムクロスを使用。アクティブな印象を持たせたるため、マットカーキを基調としている。

 ボディーカラーは専用のブラック2トーンを用意したほか、モノトーンに「スチールシルバーメタリック」を追加。全6パターンのカラーバリエーションを提供する。

 メーカー希望小売価格は、「ハスラー」が151万8000~188万4300円、「ハスラー タフワイルド」が176万~197万2300円。目標販売台数は月間で7000台とした。

 5月の決算発表によると、スズキの売上高は5兆3743億円、営業利益は4656億円。売上高および全ての利益項目について今期過去最高を更新した。半導体不足影響の解消により四輪車の生産・販売台数が増加したこと、四輪車の販価を適正な水準へ見直したこと、為替影響やインドでの原材料価格の落ち着きなどが追い風となったとしている。

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