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ドンキの「ド風量」シリーズが登場 累計2億円以上も売れた“ひんやりグッズ”、今年はどうなった?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月21日 6時5分

 同社によると「日本用に生産されるリビング扇風機はリミッターを付けているものが多く、風の強さに制限がある」という。そこで、今回の「リビング扇風機」は安全面を担保したうえでリミッターを外し、最大限強い風を出せる設計とした。

 「冷風扇」(1万2980円)は、「エアコンの風が苦手な人向け」に開発した。本体に水を入れるタンクがあり、 そこに保冷剤を入れフィルターに吸わせ、フィルターに風を当てることで涼しい風が出るという仕組みだ。昨年モデルと比べて風量を152%、風速を125%それぞれアップさせ、部屋の隅々に冷風を届けることを可能とした。

 「羽なし DC ジェットタワーファン」(1万2980円)は、昨年も好評ですぐに完売した。風量を130%アップさせたほか、デザイン性も改善。DCモーターを搭載し、風量調節は12段階まで可能とした。

 タワーファンと扇風機の違いは、「扇風機は羽の部分から風を受けるが、タワーファンは風が出る範囲が縦に長い。そのため、広範囲にわたって強い風を受けられる利点がある」(今井さん)という。

●前年比2倍の売り上げを目指す

 7色に光る「ダブルブレードハンディファン」(2178円)は、昨年も販売し好調だった。例年は気温が上がる5月半ばから発売しているが、今年は前年比2倍ほどの販売数量を見込んで、3月下旬から扱っている。まだ肌寒さが残る時期からの発売となったが、計画比の1.5倍程度(6月中旬現在)と好調な売れ行きを見せている。

 今回から羽を2層とし逆回転させることで、約1.5倍の風量を実現したほか、LEDライトで7色(虹色)に光る仕様とした。夏祭りやフェス、花火大会など、イベント時での利用シーンも想定している。

 ドン・キホーテでは、夏物家電は例年梅雨明けに売り上げのピークを迎える。今回から「猛暑吹っ飛ぶ ド風量」というキャッチコピーでシリーズの販売を強化し、前年比2倍の売り上げを目指す。猛暑が続く中、ドンキの「ド風量シリーズ」はどこまで売れるのか。

(カワブチカズキ)

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