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農林中金が「外国債券を“今”損切りする」理由 1.5兆円の巨額赤字を抱えてまで、なぜ?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月8日 7時55分

 農林中金の資産規模は市場運用資産だけでも50兆円と非常に大きく、リスクの高い株式などの運用資産が最小限に抑えられている。リーマンショック時を超える1.5兆円の損失計上は大きなインパクトを持つものの、農林中金の総資産に対する割合は相対的に小さい。

 株高の局面では、「なぜ農林中金はリスクを取らないのか?」という意見が出るのも仕方ないことかもしれない。しかし、その本質はショック時に資産を大きく毀(き)損しないという点にある。ショックを起こさないためにも、今回の“損切り”はお手本的な事例として理解したい。

●筆者プロフィール:古田拓也 カンバンクラウドCEO

1級FP技能士・FP技能士センター正会員。中央大学卒業後、フィンテックベンチャーにて証券会社の設立や事業会社向けサービス構築を手がけたのち、2022年4月に広告枠のマーケットプレイスを展開するカンバンクラウド株式会社を設立。CEOとしてビジネスモデル構築や財務等を手がける。Xはこちら

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