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なぜSuicaのペンギンは愛されるのか ペンギンの顔をした「ベレー帽」が“激アツ”の理由

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月7日 7時30分

 ご存じのとおり、モンチッチとはサルに似た人形である。実はサルではない……という話をすると長くなってしまうので、ここでは割愛するが、モンチッチが誕生したのは1974年のこと。現在は世界30カ国以上で扱っていて、これまでに7000万体も売れている。

 モンチッチも実はキャラ設定がないので、楽しみ方は人によって違う。「モンチッチ」と呼ばずに、別の名前で呼んでいる人も。このなんでもありの設定が魅力のひとつのようだが、となるとSuicaのペンギンも自由度の高さが愛される理由のひとつではないかと考えている。

●ペンスタの新店はどこに?

 上野店が好調、新宿店も好調となれば、気になるのは次の店である。新宿店が登場しても、上野店の売り上げは減っていないので、いまのところ“カニバリ”は起きていないようだ。

 現時点で、いつどこに出店するのか、その情報は発表していない。ただ、どこに出店するにせよ、その駅にちなんだ商品を出すはず。上野店では上野のシンボルであるパンダが描かれた商品を販売したり、新宿店では新南口にあるペンギン像とコラボをしたり。「ペンギン×地元」は欠かせないキーワードのようである。

 さて、次の店である。ペンギンとの相性を考えると、「駅と動物」「駅と自然」の関係性が強いところに進出するのではないか。そうした条件を踏まえたうえで、筆者は千葉県の「安房鴨川駅」に出店するのではないかと見ている。

 鴨川市は太平洋に面した街で、海の観光スポットがたくさんある。近くに鴨川シーワールドがあるので、シャチやイルカとのコラボも考えられる。というわけで、次の店は「安房鴨川駅」と予想する。……えっ、東京駅→上野駅→新宿駅と日本を代表するような駅に店を構えているので、千葉県の南にペンスタは出店しないって?

 Suicaのペンギンが鴨川市にやって来て、南に広がる海をじっと見ている。なぜならその先にある故郷「南極」のことを思い出してるから――。はっ、このような空想にふけってしまうのも、名前がないキャラの強みなのかもしれない。

(土肥義則)

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