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うほっ、「ゴリラのひとつかみ」が人気 おもしろネーミングは「失敗のサンプル」から生まれた

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月28日 7時30分

 「自社の商品を3~4種類ほど持っていって、それぞれを紹介したんですよね。どれも『ふむふむ』といった反応でしたが、『ゴリラのひとつかみ』のときは『面白い!』と言ってくれました。中には『自社のPB(プライベートブランド)として売りたい』という声もいただきました」(水野さん)と振り返る。商談の席で「200~300個」の契約があれば……と思っていたそうだが、いきなり10倍の数字を提示されたのだ。

 2月に発売したところ、SNSで話題に。「スゴいネーミング、これは効きそう」「商品名が秀逸すぎる。ゴリラにひとつまみされたい」といった具合に、当初はやはりネーミングで盛り上がった。ネット上の盛り上がりはリアルにも波及して、その後の売れ行きは、冒頭で紹介したように計画を大きく上回った。

●「ゴリラのひとつき」は5万台を突破

 さて、ゴリラはシリーズ商品なので、6月には足裏ケアの家電「ゴリラのひとつき」(希望小売価格5500円)を発売した。ツボ押しのような痛気持ちよさをウリにしていて、発売1カ月ほどで5万台を受注している。

 となると、気になるのは第3弾、第4弾のネーミングである。健康家電というカテゴリーで考えると、腰や肩が「痛気持ちいい」と感じられる商品が予想される。やはり、これまでの商品名を踏まえると「ひと〇〇」は外せないので、ゴリラの「ひともみ」「ひとたたき」「ひとなで」などが想像できるが、いかがだろうか。

 生みの親に「どれもダメ! センスがないなあ」と“ひとひねり”されそうだ。

(土肥義則)

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