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“閉店ドミノ”の「ドミノ・ピザ」が、さらに「苦戦」しそうなワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月28日 6時20分

 日本冷凍食品協会のデータによれば、ドミノ・ピザが出店攻勢をかけている最中、2022年の冷凍ピザの生産量は7570トンである。冷凍食品の王者、ギョーザは10万2348トン、中華まんじゅうは1万3373トンという数字を見ると、ピザはまだ国民食とは言い難い。しかも、ドミノ・ピザが1000店舗を達成した2023年には6881トンと減少してしまっているのだ。

 こういうデータを見ていると、ドミノ・ピザもセブンピザも残念ながら前途洋々とは言い難い。しかも、セブンはまだ宅配サービスを普及させるためのフックの一つくらいにしか考えていないが、ドミノ・ピザの場合、「ピザ1本足打法」だ。「若年層の減少」は死活問題である。

 いずれにせよ、2023年の1000店舗から倍の2000店舗に増やすためには、これから日本の内需を支えていく「50歳以上のシニア・高齢者」が、こぞって注文をするようなピザが求められる。

 これまでは若者や女性の利用者が多いと言われてきた「宅配ピザ」に、新たな価値を提示することができるのか。ドミノ・ピザの巻き返しに期待したい。

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