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調布市のバス停で「複合施設」が誕生、特徴は?

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月15日 11時15分

調布市のバス停で「複合施設」が誕生、特徴は?

調布市のバス停で、複合施設が誕生

 小田急グループの小田急バス(東京都調布市)は、東京都調布市の路線バス折返場内(「晃華学園東」バス停)で複合施設「meedo(みいど)」を2025年春に開業する。

 meedoは大小規模が異なる店舗兼用住宅、土間付き住宅、シェア店舗に加え、井戸のある広場、バス待合所などからなる木造・地上2階建ての複合施設(A棟:5戸・シェア店舗1、B棟:8戸)。かつての“水と人々の営み”をコンセプトとして継承しながら、店舗出店者を中心とした住人とともに、地域コミュニティーの活性化を目指す。

 1階に大きく土間を設ける店舗兼用住宅では、住まいと商いが一体となったカフェや飲食店を構えるほか、地場産野菜の販売などを想定。施設の中央には、入居者や近隣の人々も活用できる開かれた区画としてシェア店舗(キッチン)を設ける。

 屋外にはベンチを設置し、meedoのシンボルともいえる手押しタイプの井戸や水路、さらに周囲との調和も意図して緑を多く設けることで、生活の中でせせらぎや草木の優しいざわめきを感じられるようにした。また、施設内には、カーシェアリングやシェアサイクルなどの用意も進めている。

 同社は2021年に東京都武蔵野市内のバス折返場で、店舗兼住居の複合施設「hocco(ホッコ)」を開業しており、meedoはこれに続くもの。hoccoでの実績を踏まえ、店舗や住居の面積を広くした区画を設けることで、メリハリのある設計にしたという。

 また、hoccoでは地域コミュニティーを促進するため、定期的にイベントを開催している。2023年度のイベントには、のべ3000人以上の来場があり、小田急バスでは「meedoでも同様の展開を目指す」とコメントしている。

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