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見かける機会が増えた「バインミー」専門店 サブウェイの教訓を乗り越え、日本人の日常に溶け込めるのか

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月14日 6時10分

 特に勝機を見いだしているのが商業施設内の出店だ。現状はドン・キホーテの1階部分で路面店として営業する店舗、イオンモールのフードコート内店舗などがあり、競合と比較して商品力と認知度で勝ると考えている。

 エキゾチックな雰囲気が強い他のバインミー専門店と比較し、バインミーシンチャオはカフェらしい雰囲気があり、メニュー構成も分かりやすい。この点は、今後の店舗展開で競合店と差がつく要因になるかもしれない。

 現状、まだバインミーはSNSでの話題性や物珍しさで食べに行く人が多いようにも感じる。しかし、1食でパン・野菜・肉をバランス良く食べられる栄養面や、手軽さの持つポテンシャルは大きい。順調に店舗数が増え、認知度が高まれば、日本人の日常にも根付く可能性は低くない。将来的には牛丼やハンバーガーチェーンと同様、頻繁に見かける日が来るかもしれない。

●著者プロフィール:山口伸

経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。

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