1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

赤城乳業の“ギャルアイス”がSNSで話題 「ゥ于ら」誕生の裏に元ギャルの知恵

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月19日 8時40分

 次に、味はどのようにして決めたのでしょうか。イチゴとチョコが先に決まっていたわけではなく、ギャルといえば「ピンクと黒だよね」というイメージから出発したそうです。ピンクといえばイチゴ、黒といえばチョコ。こうした流れで、フレーバーが決まりました。

●SNSで大反響

 ギャルアイスのもうひとつの特徴は、スティックにメッセージが焼印されていること。アイスを食べていくと「これからもズッ友だよ」「とりまプリ撮ろ?」といった言葉が現れますが、企画当初は3種類を考えていたそうです。ただ、社長から「3種類よりも6種類のほうがインパクトがあるのでは?」という指摘を受け、現在の6種類に決まりました。

 ギャルアイスの発売日は12月3日。消費者の反響はどうでしょうか。Xの投稿を見ると「あまりにもKPニキな商品で笑いました。赤城乳業から出てる所にも手ェ叩いて笑っちゃったよ」(ユキクズ(nj))といったコメントが寄せられ、これには「いいね」が2.2万もつきました。

 同社の公式サイトで「一部の界隈で喜んでもらえたみたい めっちゃ嬉しい~~」(注:絵文字をトル)とポストすると、こちらも「いいね」が1.7万を超えました。商品を紹介した投稿で、これほど「いいね」がつくのは、非常に珍しいケースだそうです。

 ちなみに、赤城乳業の新商品は年間で約100種類も登場しています。競合他社からもたくさんの商品が出ているので、非常に厳しい市場となっています。こうした状況の中で、ギャルアイスが定番商品の仲間入りするのは、かなりの難題といえるでしょう。

 とはいえ、どんどん売れて話題になれば、開発担当者はこう感じるのではないでしょうか。

 とりま、バイブス爆アゲ~~(翻訳:とりあえず、テンションが大幅に上昇しています)。

(土肥義則)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください