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LINEヤフー社長に聞く「AIエージェント」の展望 生成AI導入はどこまで進んだ?

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年2月8日 17時41分

――生成AIと、かなりシナジーがあるビジネスモデルということですね。ソフトバンクグループとしてのシナジーはありますか。

 経営統合を発表した時から、ソフトバンクグループ内のさまざまな企業とネットワークがあります。特に孫(正義)さんが今、生成AIにとても注力している中、それに関する相談もできます。営業力という点でも非常に強いです。さまざまな局面において、相談したり協業したりできる関係性にあるので、そこは強みだと思います。

――LINEは台湾とタイでも普及しています。海外展開はどのように見ていますか。

 チャットアプリとしてのLINEという意味では、日本とタイと台湾でドミナントなポジションにいます。この台湾とタイでは日本と同じように大半の消費者が利用しています。

 そして台湾でもタイでも、日本と同様にLINE上にいろいろなサービスを乗せていくプラットフォーム戦略を展開しています。別の言葉で、われわれは以前「スマートポータル」という言い方をしていて、LINE上にいろいろなポータル的なサービスを乗せていこうとしています。

 台湾では、金融事業が非常に好調で、LINE Payがトップシェアを持っています。銀行事業もあり、台湾のLINE Bankはユーザー数を非常に伸ばしています。特に子会社の「LINE Pay Taiwan」は2024年12月、台湾証券取引所に上場しました。

 タイでも銀行サービスなど金融事業を展開しつつ、現地でフードデリバリーサービス「LINE MAN」を展開しています。このサービスがここ2年ぐらいで急速に伸びています。取引件数では、1位になっています。

(河嶌太郎、アイティメディア今野大一)

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