1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

1号店は苦戦!? 「いきなり!ステーキ」の次は「肉だけ、野菜なしのすき焼き」 ペッパーフードの新業態は成功するのか

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年2月5日 15時0分

 セットメニューは、肉の量が60グラムの「【ミニ】すき焼き」(2270円)、同100グラムの「すき焼き」(2980円)、同130グラムの「【特上】すき焼き」(3980円)のみ。黒毛和牛ロースに、ご飯と赤出汁と「マキシマムこい卵」、ゆずと白菜の漬物が付いてくる。すきはなと同様に店員が肉を調理し、焼き上がった肉をご飯に乗せて食べる「焼き牛丼」のような多くの画像がSNSに上がっている。

 店主が子どものころから食べていた家庭料理をブラッシュアップしたものであり、さらに専用の鋳鉄鍋や仁多米にもストーリーがあることから、人気を博しているのだろう。店の外観もガラス張りで入りやすいのは大きい。

 メニューの内容だけ見ればあまり差がない「すきはな」と「ちかよ」であるが、飲食を通じて伝えたいことの「想いの差」が、現状の集客の差として顕在化している感がある。とはいえ、すきはなもオープンしたばかりで、改善の余地はいくらでもある。

 ぺッパーフードサービスは、いきなり!ステーキの不採算店整理を終え、ようやく攻勢に出られる体制になった。店舗数は2019年末に500店近くあったのが、現在は175店(24年12月末)まで激減。2024年1~12月の既存店売上高は前年同期比103.1%とプラスになった。2024年12月期第3四半期(1~9月)決算でも、経常利益4100万円と、わずかながらも利益が出た。前年同期が5億5600万円の経常損失だったので、大きく改善している。

 すきはなの目標は30店とのことだが、達成するまで改善を続けてほしい。

(長浜淳之介)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください