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劇場版『名探偵コナン』の最新作公開! チェックしておきたい「怪盗キッド」が輝くコナン映画5選

Fav-Log by ITmedia / 2024年4月12日 19時40分

TVシリーズ特別編集版『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』

 4月12日より『劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が公開されます。名探偵コナンの映画を毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

 2024年の映画は、名探偵コナンの中でも重要キャラクターである怪盗キッドや服部平次が登場します。

 そこで今回は、これまでの『劇場版名探偵コナン』作品の中から、今作に合わせて鑑賞したい、「怪盗キッドが登場する過去作品」を紹介します。

●「怪盗キッド」が輝くコナン映画:『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(1999)

 『名探偵コナン 世紀末の魔術師』は名探偵コナンの劇場版シリーズ3作目で、劇場版としては怪盗キッドが初登場する作品です。他にも、灰原哀、高木渉、服部平次らが初登場しました。

 怪盗キッドといえば、江戸川コナンの真の姿である工藤新一と、見た目や声がそっくりなのが特徴です。山口勝平さんが両キャラクターの声を務めています。

 鈴木財閥の蔵からロマノフ王朝の遺産である「メモリーズ・エッグ」のうちの1つ「インペリアル・イースター・エッグ」が見つかり、怪盗キッドから予告状が届いたことで物語が動き出します。

 「エッグ」をめぐる事件の展開はもちろん、やはり注目したいのは劇場版初登場の怪盗キッドです。事件に絡んだことで一時は危険にさらされるなど生死不明になりますが、クライマックスでコナンとともに犯人と対峙することに。

 さらにコナンのピンチにも一役買うなど、怪盗キッドの人柄が垣間見える場面もあります。またキッドが「コナン=工藤新一」であることに気付くのも本作なので、『名探偵コナン』においても重要な作品であることは間違いありません。

 劇中の音楽もすばらしく、ロマンのある世界に引き込んでくれるので、まだ見たことがない人はこの機会にぜひ鑑賞してみてください。

●「怪盗キッド」が輝くコナン映画:『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』(2004)

 劇場版において怪盗キッドが登場した2作目が、この『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』です。

 怪盗キッドからの予告状が届いた舞台女優の牧樹里は、毛利小五郎の事務所へ相談に訪れます。キッドの狙いは牧が出演する舞台で使用する宝石だったため、これを守るために小五郎はその舞台に足を運ぶことに。

 劇場ではコナンがキッドの正体を見破り、ハンググライダーで逃走しようとするキッドを、コナンがパラグライダーで追いかけるのですが、取り逃がしてしまいます。結果的に宝石を守ったとして、コナンや小五郎たちは打ち上げに招待され、函館に向かうため飛行機に搭乗したのですが……。

 飛行機の中で起きた事件と、さらにその後に起こる飛行機のトラブルで、コナンやキッドが大活躍することに。キッドだからこそできるアイデアが散りばめられています。

 一方で今作では小五郎の娘である蘭と、その親友の園子の友情も見逃せません。飛行機内での事件が早めに解決するからこそ、その後のクライマックスに見応えがあります。

●「怪盗キッド」が輝くコナン映画:『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』(2010)

 『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』では世界最大級の飛行船を舞台に、怪盗キッドを捕まえようと奮闘している鈴木次郎吉が、キッドに対して挑戦状を叩きつけます。

 キッドとの対決と同時進行で起きてしまうのが、テロ組織「赤いシャムネコ」による殺人バクテリアのバイオテロです。飛行船には赤いシャムネコのメンバーが紛れ込んでおり、飛行船に乗っていたコナンたちはハイジャックとバイオテロの脅威にさらされてしまいます。

 そこで活躍するのが、飛行船のウエイトレスに変装していた怪盗キッドです。飛行船に取り付けられた爆弾を発見したコナンは爆弾解除を進めますが、その途中で赤いシャムネコのメンバーに見つかってしまい、囚われることに。

 見せしめとして、コナンは飛行中の飛行船から投げ出されてしまい、コナンを助けるために飛行船の外に自ら身を投げだしたのが怪盗キッドでした。すでに信頼関係が築かれている2人だからこその展開は見どころです。さらに、キザなイメージの強い怪盗キッドですが、今作ではコミカルな場面も多く、キッドの新たな一面が見られる作品です。

●「怪盗キッド」が輝くコナン映画:『名探偵コナン 業火の向日葵』(2015)

 劇場版『名探偵コナン』は、さまざまな舞台や設定の作品が多く、毎回違った楽しみがあります。歴代の劇場版の中で絵画を扱った唯一の作品が、この『名探偵コナン 業火の向日葵』です。

 タイトルからも想像できるとおり、今作ではゴッホの絵画『ひまわり』が大きなカギを握ります。第二次世界大戦中の芦屋空襲で焼失したとされる、ゴッホが2番目に描いた『ひまわり』の模写がニューヨークのオークションで出品され、それを落札したのが鈴木次郎吉でした。

 オークション後に、次郎吉はゴッホの『ひまわり』7つを全て集めた展覧会を実施すると発表。そこにキッドが現れて……。

 「芦屋のひまわり」を巡るアートミステリーと並行して、普段宝石しか狙わないキッドが、なぜ今回は絵画を狙っているのかという謎も深まります。

 これまでのコナンとは一味違う角度から楽しめる映画であり、美術館やゴッホ、絵画が好きな人も楽しめる内容となっています。また、キッドが絵画を狙った理由が明かされると、そこには深いエピソードが……。キッドの人情味あふれる面を知ることもできます。

●「怪盗キッド」が輝くコナン映画:『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019)

 『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』の舞台は、なんとシンガポール。過去には空想のロンドンという設定がありましたが(『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』)、劇場版の舞台としては初の海外です。本作はキッドをメインキャラクターに据えながら、空手の公式戦で400戦連勝無敗という記録を持つ京極真との対決も注目されるポイントです。

 シンガポールで起きた殺人事件の現場には、「血まみれになった怪盗キッドのカード」が残されており、キッドが事件の容疑者にされてしまいます。事件解決のために、キッドはコナンを連れシンガポールへ行ったものの、現地で起きた事件に巻き込まれることに。

 コナンと怪盗キッドは敵対する立場でありながら、場合によっては協力したり、助け合ったりするという、名探偵コナンの中でも特殊な関係性です。これまでの2人の経験から息の合った行動や事件解決が楽しめて、クライマックスの大きな展開まで安心して見ていられます。

 シンガポールの壮大な建物やきらびやかな景色が、コナンの世界の中でどのように生きるのかも見どころです。

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