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【アマプラ】2023年公開の「“泣ける”人間ドラマを描いた映画」3選 自宅で楽しめる! 最新の配信映画を厳選

Fav-Log by ITmedia / 2024年4月23日 18時50分

『市子』(出典:Amazon)

 2023年に劇場公開された映画が、早くも「Amazonプライムビデオ」に登場しています。

 この記事では、2023年に公開された映画作品の中から、「Amazonプライムビデオ」で鑑賞できるおすすめ配信映画を紹介します。今回は、筆者が「これは泣ける!」と感じた映画作品を3つピックアップします。

●2023年に公開された「“泣ける”人間ドラマを描いた映画」:市子

 2023年12月に公開された、杉咲花さん主演の映画『市子』。本作の監督を務めた戸田彬弘さんが、主催する劇団の旗揚げ公演作品として製作された舞台「川辺市子のために」をもとに映画化されました。

 主人公の川辺市子(杉咲さん)は、3年間一緒に暮らした恋人・長谷川(若葉竜也さん)からプロポーズを受けた翌日に姿を消してしまいます。

 困り果てた長谷川は市子を捜すことを決心し、市子の昔の友人や高校時代の同級生など、関わりがあった人たちに話を聞いて情報を集めることにしました。しかしその途中に、市子という女性が存在していないことが判明します。

 市子という人物に謎が多く、明かされる事実も衝撃的な内容ばかりで、終始緊張感があります。終盤には、長谷川が市子に婚姻届を手渡すシーンなど、市子の素直な表情に胸を打たれるものがあります。

 さまざまな捉え方ができる作品でもあるので、世界観に浸った後は、映画についてじっくり考えてみるのも面白いはずです。

●2023年に公開された「“泣ける”人間ドラマを描いた映画」:かぞく

 『かぞく』は2023年11月に公開された作品で、2012年に急逝した漫画家の土田世紀さんによる同名作品が原作です。『かぞく』は土田さんにとって遺作であり、原作は未完のままです。

 映画では土田さんの原作を踏まえながら、監督を務めた澤寛さんの生い立ちや経験も織り交ぜ、現代家族を描いています。

 4人の男性が中心となって物語が進行します。主人公のマコト(吉沢亮さん)は父親が失踪したことで、母親と2人で慣れ親しんだ街を離れる決意をします。

 ケンジ(永瀬正敏さん)は内縁の妻と慎ましやかに暮らしていましたが、妻が秘密を抱えていました。

 妻を亡くし2人の子供を育てるタケオ(小栗旬さん)は、子供たちと海へ出かけます。

 さらにユウイチ(阿部進之介さん)は、ユウイチの名前を呼ぶ謎の女性に誘われて森の中へ入っていき……。

 一見バラバラに見える4人の登場人物が、婚姻関係や親子関係、血縁関係など「かぞく」にまつわるさまざまなトラブルや課題を抱え、複雑に絡み合っていきます。決して明るい作品ではありませんが、物語が進むとそれぞれの登場人物に感情移入してグッとくるものがあるでしょう。

 また作品は本編83分と長すぎず、自宅で空いた時間に見やすいのもポイントです。

●2023年に公開された「“泣ける”人間ドラマを描いた映画」:ほつれる

 2023年9月に公開された門脇麦さん主演映画『ほつれる』。映画監督デビュー作『わたし達はおとな』で脚光を浴びた演出家・劇作家の加藤拓也さんが、オリジナル脚本で長編第2作として本作の監督を務めました。

 主人公・綿子(門脇さん)は夫・文則(田村健太郎さん)との関係がすっかり冷え切っており、そんな中友人の紹介で出会った木村(染谷将太さん)との距離が縮まっていきます。

 木村と頻繁に会うようになりますが、あることをきっかけに、綿子は夫との関係を見つめ直さなくてはならなくなり……。

 終始静かな雰囲気が漂いながらも、綿子と木村の関係性や、綿子と文則の関係性が会話やその場面の空気感からひしひしと伝わってきて、多くは語らないものの見ていて物足りないわけでもありません。

 綿子が見せる心情の変化を門脇さんが見事に演じており、その細やかな演技を見逃さないためにも、静かな空間で落ち着いて見たい作品です。

 ここで紹介した3作品は決して明るくコミカルな作品ではないですが、趣味の時間として、また自分や周囲の人との関係を振り返る機会として、有意義な時間が過ごせるはずです。ゆったりと、そしてじっくりと映画が見たい時にぴったりな作品です。ぜひチェックしてみてください。

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