ガストやバーミヤンの「テーブル決済サービス」、楽天ペイも利用可能に レジへ行かずに卓上会計

有人／セルフレジでの会計が不要になる代わりに、テーブルのタブレットとQRコード決済サービスで会計ができる「テーブル決済サービス」

　すかいらーくホールディングスはこのほど、ガストなどに導入している「テーブル決済サービス」で、新たに「楽天ペイ」を選択できるようにした。本サービスはガストやバーミヤンなどで、レジへ行かずに卓上タブレットから決済できるサービス。すかいらーくHDが2023年8月9日から提供している。

　テーブル決済サービスはガストやバーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサンなど、すかいらーくグループ約2400店が8月9日に導入した決済サービス。ITmedia Mobileが4月中旬頃、すかいらーくHD広報に取材したところ、「（4月）現在は、d払い、メルペイを導入しており、4月中に楽天ペイを新たに導入する」と回答していた。

　なお、2024年5月5日時点でポイントサービスの利用や、ポイントの付与、優待券／割引券の利用、レシート／領収書の発行、個別会計はできないが、「2024年度中にすかいらーくアプリでのクレジット決済やポイント進呈が可能になる」（広報）としている。

　楽天ペイのサービスを運営する楽天ペイメントは2024年4月18日に共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」アプリと、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」アプリを12月頃に統合するなどと発表していた。個別に存在する決済アプリを一本化で、利用者に“分かりやすさ”をアピールする。