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「AQUOS wish4」のコンセプトは“つよかわ” 3万円台前半でも快適性や安心感をアピール

ITmedia Mobile / 2024年5月9日 17時28分

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エントリーモデルの「AQUOS wish4」

 シャープは5月8日、フラグシップスマートフォン「AQUOS R9」と同時にエントリースマートフォン「AQUOS wish4」を発表した。これまで、AQUOS wishシリーズは、環境に配慮した素材を採用する点や、あえて機能をそぎ落としたミニマリスト向けのモデルであることを特徴としていたが、AQUOS wish4では大きく姿を変えた。

 シャープ 通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 主任の福永萌々香氏によると、AQUOS wish4では「これまでの使いやすさや、親しみやすさをさらに強化することで、見ても触れても心地よい――そんな1台を目指した」(福永氏)という。

 福永氏はAQUOS wish4を「つよかわスマホ」と言い表す。耐久性を高めつつも、かわいらしいデザインを先代から継承した。「かわいらしさと安心して使える耐久性の2点が両立できている。どちらも欲張りたいニーズがあるのではないか、と考えている」(福永氏)

 “つよかわ”の「つよ」は、強いという意味だ。AQUOS wish4はコンクリートに落としても割れにくいという強化ガラスを採用しており、本体は米国国防省の調達基準である「MIL-STD-810H」の耐衝撃性能を持つ。IP68の防塵(じん)・防水にも対応し、ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭き取りも可能だ。

 グローバル展開をしていくに当たって、耐久性を日本以上に求められる国やシーンがある。想定価格3万円台前半と安価ながらも、耐久性を重視し安心感につなげる。

 強さは耐久性だけではない。カメラ、ディスプレイもwish3から大幅に強化された。

 アウトカメラは約5010万画素(F1.8、焦点距離25mm相当)の広角カメラを搭載する。イメージセンサーのサイズはAQUOS wish3比で約3割大きくなり、Rシリーズから継承した画質エンジン「ProPix lite」を搭載したことで、人の肌の色や質感を再現できる他、集光量がAQUOS wish3から約31%向上したことで、薄暗い場所でも明るくきれいに撮影できるようになったという。

 暗所でも素早くフォーカスを合わせることが可能な「位相差AF」を搭載し、「暗い場所でも被写体がぼけずにクッキリとしたきれいな写真を撮影できる」(福永氏)という。

 ディスプレイはAQUOS wish3の約5.7型から約6.6型のHD+(720×1612ピクセル)液晶に大型化した。これは「世界で戦えるスペックにすべく」、決めたディスプレイサイズだという。「実際、AQUOS wishを使っている人の中には、スマホストラップを取り付けている人や、カバンに入れる人がいる」(福永氏)そうだ。小型化ではなく大型化に振った理由は「小ささにこだわるよりも、大きくしてゆったり見れることの方が」理にかなっているようだ。

 バッテリー容量も、AQUOS wish3の3730mAhから5000mAhへとアップしている。

 “つよかわ”の「かわ」は、かわいらしさという部分だ。シャープはAQUOS wish4のイメージカラーとしてブルーを選定。福永氏は、その理由に「環境配慮が世の中に浸透してきた」ことを挙げる。本体には再生プラスチック材を約60%、サイドキーには再生アルミ材を100%使用し、環境へのやさしさを重視しつつ、イメージカラーをAQUOS wish3のグリーンから、「水や空気を表した」(福永氏)ブルーに変更した。

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