1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

「くら寿司」モバイルオーダー体験記 座席予約、スマホから注文が便利 最後に改善してほしいと感じた“アレ”

ITmedia Mobile / 2024年5月28日 15時10分

 着席したら、卓上のタッチパネルを操作してQRコードを表示し、スマホのくら寿司 公式アプリで読み取る。

 あとはメニューを見ながら食べたいものを選んで、個数を設定し、「注文する」ボタンを押すだけだ。

ブラウザベースでも注文できる

 今回は、専用アプリをインストールして訪店したが、実はアプリを用意していなくても座席からスマホで注文できる。方法は卓上のタッチパネルを操作してQRコードを表示し、任意のスマホでカメラを起動して読み込むだけ。ブラウザ上でくら寿司 公式アプリと同じようなメニュー一覧画面が表示される。

 どのスマホで注文しても、読み込んだQRコードとひもづくテーブルからの注文になるので、会計を一緒にできる。

 アプリからしか注文できない場合、事前インストールとログインという作業が発生するが、ブラウザベースでの注文であればタッチパネルのQRコードを読み取るだけなので簡単だ。また、複数のスマホで注文できるようになるので、タッチパネルの争奪戦が起こらずテーブルが平和になる。

●くら寿司 公式アプリを使うことのメリットとデメリットは?

 並ばずに、しかもスタッフを介さずに着席まで完了するというのは、くら寿司 公式アプリを利用する最大のメリットになるだろう。15日先までの予約機能があるので、例えば出張が決まっている場合などに出先近くの店舗を予約しておいて時間を最大限に有効活用できるだろう。

 それぞれのスマホで注文できるのも良いと感じた。タッチパネルで注文する場合、1人が「あれにしようかな、これにしようかな」と探している間、他の人が操作できず、空腹状態との相乗効果で一触即発の事態になりかねない。また、注文するごとにタッチパネルに触れずに済むので、衛生的にも好ましい(スマホが清潔であることを前提とする)。

 くら寿司には「ビッくらポン!」というシステムがある。これは、食後の皿を回収ボックスに5枚投入するごとに引けるガチャガチャのことだ。通常は5枚ごとなのだが、「スマホでビッくらポン!対象商品」550円ごとの注文で、“さらに”1回ビッくらポン!を引くことができる。

 例えば、10皿を回収ボックスに投入すれば、通常はビッくらポン!を2回引ける(実際には自動的にスタートする)が、その注文にスマホでビッくらポン!対象商品が550円以上含まれていれば、もう1回分追加され、10皿で3回引けるのだ。

 当たりの確率が低いビッくらポン!で、引ける回数が増えるのは地味にうれしい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください