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ハイエンドスマホを毎年格安で機種変更 ソフトバンクの「新トクするサポート(プレミアム)」をオススメできる人、できない人

ITmedia Mobile / 2024年6月24日 19時1分

 なお、新トクするサポート(プレミアム)で端末を購入した場合も、「あんしん保証パック」が不要な場合、「あんしん保証パック」を途中解約した場合や「早トクオプション利用料」の支払いを希望しない場合は25カ月目以降に返却も可能です。

 端末ごとに3つのどれを利用できるかはあらかじめ決まっていますが、対象端末は頻繁に変更されるため注意が必要です。

●新トクするサポート(プレミアム)は実際にいくらかかる?

 前章の通り、新トクするサポート(プレミアム)は端末を48回分割払いで購入し13カ月目以降に返却することで端末が安く買える仕組みです。ただし、端末購入時から「あんしん保証パック」という有料オプションへの加入が必要な上、特典利用時(端末返却時)には「早トクオプション利用料」がかかります。そこで、実際に新トクするサポート(プレミアム)で対象端末を購入し、13カ月目に返却した場合の実質負担額を計算してみました。

 iPhone 15 Pro(128GB)の場合、13カ月目に返却した場合の総額は7万8712円です。ソフトバンクにおける通常価格は18万5760円なので、42.3%の価格で1年間使えることになります。同じく、iPhone 15 Plus(128GB)は通常価格16万3440円に対し1年総額7万8920円なので48.2%、Google Pixel 8 Pro(128GB)は通常価格16万128円に対し1年総額6万8962円なので43%です。どの機種も4割から5割程度の価格で1年間使えるようです。

【訂正:2024年6月26日13時45分 初出時、あんしん保証パックの支払い回数に誤りがありました。おわびして訂正いたします。】

●端末のみ購入とどちらがお得? iPhoneはApple Storeで購入する方がいい?

 この金額がお得かは評価が分かれるところです。例えばApple StoreでiPhone本体を保証オプション付きで購入し、1年後に中古スマホ店で売却した場合と比べてみましょう。

 iPhone 15 Pro(128GB)の場合、Apple Storeの価格は15万9800円、AppleCare+の盗難・紛失プラン(月額1740円)の12カ月分を含めた合計金額は18万680円です。発売から9カ月以上が経過した6月下旬現在、中古スマホ店での中古買い取り価格は最大で12~13万円程度のようです。仮に12万円とした場合、実質負担額は約6万円、通常価格の33%程度で約8カ月使えることになります。

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