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ハイエンドスマホを毎年格安で機種変更 ソフトバンクの「新トクするサポート(プレミアム)」をオススメできる人、できない人

ITmedia Mobile / 2024年6月24日 19時1分

 同じくiPhone 14 Pro(128GB)の場合、発売時点でのApple Storeの価格は14万9800円でした。AppleCare+の料金がiPhone 15 Proと同じ月額1740円と仮定すると、12カ月合計で17万680円です。発売から1年半以上が経過した6月末現在、中古スマホ店での中古買い取り価格は最大で9万円程度のようです。9万円とした場合でも約8万円、通常価格の47%程度で1年半以上使えることになります。

 厳密な比較はできませんが、金額だけ見ると、ソフトバンクで新トクするサポート(プレミアム)を利用して1年後に返却するより、Apple Storeで本体のみを買い、1年後に売却した方がお得な場合が多いようです。Apple Storeで本体を買えば保証オプションの有無を選べるため、オプションなしなら負担額はさらに削減できます。また、売却のタイミングも自由に選べるのもメリットです。iPhoneは基本的にはソフトバンクで新トクするサポート(プレミアム)を利用するより、自身でApple Storeで端末を購入し、好きなタイミングで売却した方がよいでしょう。

●新トクするサポート(プレミアム)を利用するメリット

 ただし、Androidスマホは新トクするサポート(プレミアム)もお得かもしれません。AndroidスマホはiPhoneに比べて発売時の新品価格と1年後の中古買い取り価格の乖離(かいり)が大きい傾向にあります。また、iPhoneより1年後の買い取りがいくらになるか、価格が読みにくいのも特徴です。

 しかし、新トクするサポートを利用すれば購入時にほぼ実質負担額が決まります。中古スマホの市場価格の変動に一喜一憂しながら1年間過ごすより、負担額が多少増えても、決まった価格で1年間使う方が安心かもしれません。

 また、ソフトバンクの新トクするサポート(プレミアム)には他にもいくつかメリットがあります。まず、全国に店舗があることです。

 先の例で挙げたApple Storeの店舗は主要な都市にしかありませんが、ソフトバンクなら全国に店舗があり、購入も返却も店舗でできます。地方在住の場合、Apple Storeでの端末購入も中古スマホ店での買い取りもオンラインでできますが、店舗で済ませたいという人はソフトバンクの方が安心でしょう。

 また、中古スマホ店に比べて端末の状態に対する審査が厳しくない点も安心です。先の例で挙げた中古スマホ店の買い取りは、ちょっとした傷の有無でも買い取り金額が大きく変動するため、気を使いながら丁寧に使わなければなりません。一方、新トクするサポートには、回収する機種が査定条件を満たさない場合に2万2000円の支払いが必要な場合があるものの、減額の対象は電源が入らない場合や画面割れがある場合などです。端末に傷があるくらいでは実質負担額は減額されません。

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