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「motorola razr 50/50 ultra」の実機を速攻チェック 先代から何が変わり、2機種はどう違う?

ITmedia Mobile / 2024年6月26日 1時5分

 また、半開きのまま片手で動画を撮影できるカムコーダーモードが進化している。手で持つ画面下半分がタッチパッドに切り替わり、上下のスワイプでズーム操作ができるようになった。横だけでなく、縦での動画撮影にも対応する。

 生成AIにも対応しており、壁紙を自動的に作成することが可能だ。カメラで撮った写真をベースに壁紙を生成する「Style Sync」と、文字から壁紙を作成する「Magic Canvas」の2つを搭載する。

●本体ギリギリまで外部ディスプレイを広げたrazr 50 ultra

 上位モデルに位置付けられているのが、razr 50 ultraだ。こちらも開いたときのディスプレイサイズは6.9型で、サイズ感はrazr 50に近い。ただし、ディスプレイのリフレッシュレートは最大165Hzと高い。ピーク輝度は3000ニトで、屋外での視認性も高い。

 開いたときのサイズは、横幅が73.99mm、縦が171.42mm、厚さが7.09mm。razr 50比でわずかに縦が長く、より薄く仕上げられている。重量は189g。こちらも、IXP8の防水に対応しており、浸水による故障を防げるようになった。水にぬれた状態でも操作できる機能も取り入れられている。

 先代のrazr 40 ultraは3.6型の外部ディスプレイを搭載していたが、razr 50 ultraはそのサイズを拡大。4.0型となり、より多くの情報を表示できるようになった。実機を見ると、ディスプレイが折れ曲がるヒンジ部ギリギリまで広がっていることが分かる。

 この外部ディスプレイには、razr専用に設計されたパネルを表示できる他、既存のアプリもそのまま起動させることが可能だ。パネルやアプリは左右のフリックで切り替えができるほか、ピンチインで一覧を表示することも可能になった。ウィジェットにも対応し、閉じたままで操作を完結させることを意識していることがうかがえる。

 razr 50同様、外部ディスプレイは常時表示に対応。立てかけた際に文字やイラストを表示できる機能も備える。

 2つの外側カメラはどちらも5000万画素で、1つが広角、もう1つが望遠。razr 50とは異なり、望遠カメラを搭載した代わりに、超広角カメラは非対応になっている。望遠カメラを高画素化したことで、切り出しによる4倍ズームが可能になっている。カメラのUI上には、1倍、2倍、4倍という3つのボタンが並ぶ。

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