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スマート家電音痴でも手軽に節電? 石ころデザインのスマートリモコン「Nature Remo Lapis」登場

ITmedia Mobile / 2024年6月26日 20時55分

 ボディーサイズは約57(幅)×69(奥行き)×26(厚さ)mmで、重量は約28gだ。

Matterにも対応

 本機は、米CSA(Connectivity Standards Alliance)が策定したスマートホームの共通規格「Matter」に対応している。従来の対応モデル(Nature Remo nano)と比べると、Matter機器の接続数は最大3台から最大20台に拡大し、同時利用できるコントローラーの数も最大2台から最大8台に増加した。Matterの「Door Lock」対応デバイスの制御にも対応しており、スマートロック「Qrio Lock」の制御も可能だ。

 また本機は、スマートスイッチ「SESAME Bot」「SESAME Bot 2」にも対応している。スマート照明「Philips Hue」との公式連携機能は、2024年内に実装予定だ。

●アプリに新機能を搭載 利便性向上と節電の両立を図る

 Natureは、Nature Remoアプリに「オートエコ」「コスパ起動」「消し忘れアラート」を搭載し、利便性向上と節電の両立を目指す。その具体的な内容は、荒川恵太氏(プロダクトマネージャー)が説明した。

オートエコ

 オートエコは、エアコンの利用状況からユーザーに適した節電のタイミングを計画する機能だ。ユーザーが都度リモコンやアプリで操作しなくとも、勝手に節電してくれるという。節電の効果はアプリで確認できる。

 例えば、1日最長8時間節電すると、「最大で月額2300円」(荒川氏)を節約可能だ。

 この機能については、大阪大学大学院の谷口一徹准教授(総合技術研究科)との共同研究が進められている。荒川氏は研究成果をアプリの新機能に反映させたいとの構想を述べた。

コスパ起動

 コスパ起動は、エアコンを急速に冷やしたり暖める必要がないときに、ゆっくりとエアコンの温度を変更する機能だ。Nature Remoが室温を確認しつつ、「30分かけて段階的にエアコンの設定温度を変更する」(荒川氏)。

 エアコンの消費電力は、室温とエアコン設定温度の差が開くほど大きくなる。この機能を使うことで「エアコンの消費電力を抑えられる」(荒川氏)そうだ。

消し忘れアラート

 消し忘れアラートは、家に人がいないときに一定時間以上、エアコンが動作すると、アプリをインストールしたスマホに通知する機能で、文字通りエアコンの消し忘れを防ぐために用意される。利用者の位置情報をもとに外出中かどうかを判定するため、この機能を利用するにはスマホアプリで位置情報の取得を認める必要がある。

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