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「ロッテリア」公式アプリが洗練されていると感じた理由 モバイルオーダーで「これをしたい」を網羅している

ITmedia Mobile / 2024年7月1日 16時0分

 店舗を選んだら、次は利用方法の選択だ。「お持ち帰り」(テークアウト)もしくは「店内でお食事」(イートイン)から選べる。

 あとは注文したい商品をアプリから選んでいくだけだ。「期間限定」「クーポン」「セット」などタグで分類されているので選びやすい。期間限定タブからイチオシの商品を確認し、クーポンに同じ商品がないかを探す。

 幸いなことに、疲れ切った筆者が「食べたい!」と切に願っていた「旨辛ニンニク牛カルビバーガーセット」がクーポン対象商品になっていた。これは注文せざるを得ない。セットドリンクを選んでカートに追加し、会計を済ませよう。

 といっても、会計するまでにはまだ数回のタップが必要だ。受取店舗に間違いがないか、注文したいメニューに間違いがないかなどの確認作業があるからだ。店舗名だけでなく、外観写真も表示してくれるため、間違えにくくなっている。確認したら、支払い方法を選択して決済しよう。

 これで無事にオーダーが通った。あとは番号を呼ばれるまでテーブルで待つかカウンター近くで待機するか、好きな方を選ぼう。

●洗練性の高さを随所に感じるロッテリア公式アプリ

 ロッテリア公式アプリは、Google Playストアの履歴によれば、登録が2012年11月27日、App Storeでは「11年前」と、いずれも長い歴史のある。そして、歴史が長いだけでなく、バージョンが「10」を超えていることからも、使い勝手に改良を加えてきたことをうかがい知れる。

 例えば、店舗の選択画面では今いる場所から近くのロッテリアをすぐに探せるし、位置情報へのアクセスを許可していない場合でも簡単に検索できる。アプリ内では「店舗名で検索」と表記されていたが、実は店舗名が分からなくても住所で検索できる。

 店舗名を覚えていない場合でも、大体の住所から探せるのは「使う人の気持ちをよく分かっているなぁ」と感じさせられた。

 また、店舗ごとにイートインの下に表示されるボタンが異なるのも良い。実際に食事をした店舗では、カウンターで受け取る以外の選択肢がなかったが、「京王聖蹟桜ケ丘店」では「テーブルにスタッフがお届け」ボタンも表示された。選べる店舗では、疲れて動きたくない場合は届けてもらう、店内が混雑しているのでスタッフの負担を減らしたいと思う場合はカウンターへ取りに行く、など柔軟に対応できる。

 領収書を受け取らねばならないという人もいることだろう。モバイルオーダーでは、支払いまでをスマホで完結する上に、商品受取時にレシートを添えられるわけでもないため領収書をもらえない。とはいえ、バーコード決済をすればアプリ内に履歴が残るし、ロッテリア公式アプリ内でもモバイルオーダーの履歴を確認できる。これを領収書の代わりにできるかもしれないと一瞬考えた。

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