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コスパ十分の「motorola edge 50 pro/50s pro」で重視した3つの“体験価値” 新たなユーザー獲得につながるか

ITmedia Mobile / 2024年7月3日 23時56分

 折りたたみスマートフォンの「razr」シリーズは、モトローラのフラグシップモデルであり、同社の「イノベーションを象徴している」(仲田社長)シリーズだ。edge 50 pro/edge 50s proは、「先進的な技術で新たな付加価値と体験を提供していく」(仲田社長)シリーズ。そのさらに下のレンジであるmoto gシリーズでは、「機能性とモトローラならではのデザインを両立させた」(仲田社長)。

 2023年の動きを少し振り返ると、同社が11月20日に発表した「motorola razr 40」をIIJが取り扱い、それをベースとした「motorola razr 40s」をソフトバンクが取り扱った。その約4カ月前となる7月7日には、同社製ハイエンドモデルの中でも最上位に位置する折りたたみ端末「motorola razr 40 Ultra」、ミッドレンジモデル「motorola edge 40」を同時に発表しており、さまざまなニーズに応えること、ラインアップを充実させたいことの2点は変わっていない。

 「さまざまなニーズをカバーできる製品を投入した」(仲田社長)結果、モトローラのお膝元である北米で第3位のマーケットシェアを握り、中南米においても第2位のマーケットシェアを持つことができたそうだ。日本市場では「出荷台数ベースで135%増加、SIMフリー市場ではマーケットシェア第3位を獲得した」という。

 2024年度は「同社の携帯電話事業を飛躍的に進化させる」年にしたいと意気込む仲田社長は、「edgeシリーズを使って、新たなユーザーの獲得に努めていきたい」と語った。

 「ユーザーに何が必要かを問うのではなく、彼らの生活そのものを理解する、ユーザー第一主義である」ことを念頭に置き、「テクノロジーを日常生活に付加価値をもたらす体験へと発展させることが大事だ」と仲田社長は語る。

 「モトローラは単にテクノロジーを提供するだけではなく、それをユーザーの体験へと昇華させ、それを付加価値へと転換させていく。そうすることで、テクノロジーの民主化につなが」(仲田社長)

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 では、edge 50 pro/edge 50s proの体験価値は、どのようなものなのだろうか。仲田社長は、製品開発において特に注力していることとして、「ライフスタイルテックプラットフォーム」「パーソナルアシスタントクリエイション」「スマートデバイスエコシステム」の3つを挙げる。

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