1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

進化した「OPPO Reno11 A」が4万円台を維持できたワケ Reno9 Aでガッカリした3つのポイントを重点強化

ITmedia Mobile / 2024年7月11日 16時25分

進化した「OPPO Reno11 A」が4万円台を維持できたワケ Reno9 Aでガッカリした3つのポイントを重点強化

シリーズ1年ぶりとなる新モデル「OPPO Reno11 A」

 日本市場に特化した機能や仕様を取り込みつつも、持ち前の高いコストパフォーマンスで人気を博してきたOPPOのReno Aシリーズ。その最新モデルが、「OPPO Reno11 A(以下、Reno11 A」だ。同モデルも、これまでと同様、FeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応。マイナンバーのスマホ用電子証明書搭載サービスの利用も可能だ。防水・防塵(じん)仕様も備えている。

 前作にあたる「Reno9 A」は、その先代にあたる「Reno7 A」の仕様をそのまま引き継いでいた一方で、Reno11 Aはプロセッサやディスプレイ、カメラを刷新。処理能力を高めつつ、ディスプレイのリフレッシュレートやカメラの画質も向上させた。価格は前モデルより2000円高いものの(メーカー直販で税込み4万8800円)、大きく値上げせずに性能をアップデートしたことにはポジティブな反響も多かった。

 一方で、Reno11 Aは、グローバルモデルとの共通化も進んでいる。もとはベースモデルが存在しない日本専用モデルだったReno Aシリーズだが、そのコンセプトを変えつつあることがうかがえる。では、Reno11 Aはどのような戦略に基づいて開発されたのか。オウガ・ジャパンで専務取締役を務める河野謙三氏と、プロダクト部 プランニングマネージャーの坂井公祐氏に話を聞いた。

●Reno9 Aから一部スペックダウンしたところで価格差を吸収

―― Reno11 Aが発売になりました。まずは改めて、その特徴をお話しいただけますか。

坂井氏 世代のReno9 Aから進化した特徴として、バッテリーやパフォーマンス、カメラがあります。まずバッテリーですが、分かりやすくいえば容量が4500mAhから5000mAhにアップし、急速充電も67Wの「SUPERVOOCフラッシュチャージ」に対応しています。パフォーマンスに関してはチップセットにMediaTekの「Dimensity 7050」を採用し、この価格帯では高いパフォーマンスを出せています。

 カメラに関してはメインカメラの画素数が上がったのはもちろん、4K動画の撮影にも対応しました。ソフトウェアアップデートでの搭載にはなりますが、生成AIを使った「AI消しゴム」も使えるようになります。Reno11 Aはミッドレンジモデルとして初めて生成AIに対応したモデルで、トータルでコストパフォーマンスが高いモデルに仕上がっています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください