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Suicaがなくてもスマホで乗れる! JR東日本が二次元コード乗車サービス「えきねっとQチケ」を10月1日から運用開始 東北地区から順次拡大

ITmedia Mobile / 2024年7月11日 20時30分

Suicaがなくてもスマホで乗れる! JR東日本が二次元コード乗車サービス「えきねっとQチケ」を10月1日から運用開始 東北地区から順次拡大

えきねっとQチケのロゴ

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は7月11日、二次元コードを利用したチケットレス乗車サービス「えきねっとQチケ」を10月1日から導入することを発表した。サービス開始当初は東北地区でのみ利用可能だが、利用可能エリアは順次拡大される。

●えきねっとQチケの概要

 えきねっとQチケは、JR東日本のWeb予約サービス「えきねっと」で予約したきっぷ(乗車券類)にひも付いた「乗車用QRコード」を発行することで利用できる。

えきねっとQチケに対応するきっぷ

 乗車用QRコードを発行できるのは、対象エリア内で完結する以下のきっぷで、JR東日本の「株主優待割引」「大人の休日倶楽部割引」「JRE BANK優待割引」も適用できる。

・普通乗車券

・普通乗車券+特急券

・新幹線特急券は普通車自由席、普通車指定席、グリーン車/グランクラス指定席に対応

・在来線特急券は普通車指定席とグリーン車指定席に対応(※1)

・指定席特急券の購入には「JRE POINT」を還元(新幹線は2%、在来線は5%)

 なお、以下のいずれかに当てはまると乗車用QRコードを発行できないため、本サービスを利用できない。

・申し込んだきっぷが、対象エリア外にまたがる場合

・JR他社(JR北海道/JR東海/JR西日本など)や私鉄にまたがるきっぷも同様

申し込んだきっぷが特急券のみの場合

申し込んだきっぷが「トクだ値」(※2)の場合

(※1)「在来線チケットレス特急券」または「在来線チケットレス特急券(トク割)」を購入する必要がある(※2)乗車券と特急券が“一体化”した割引きっぷ。新幹線用は「新幹線eチケット(トクだ値)」、在来線用は「特急トクだ値」という名称で販売されている

えきねっとQチケの利用方法

 えきねっと(Webサイト/アプリ)できっぷを予約(購入)する際に、えきねっとQチケを利用できる場合はその旨が表示される。利用を希望する場合は、その旨を選択して予約を完了させよう。

 なお、えきねっとQチケ利用時の決済は、クレジットカードによる事前決済のみとなる。コンビニ・金融機関支払い(Pay-easy)や駅支払い(みどりの窓口/指定席券売機での払い込み)は利用できないので注意しよう。

 えきねっとQチケにより発行された乗車用QRコードは、「「えきねっとQチケ」アプリ(※3)でのみ発行できる。複数人分のきっぷを予約した場合、同行者分の乗車用QRコードは予約者(代表者)のアプリから発行可能だ。

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