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スマホの実質負担額、ソフトバンクが最も「分かりにくい」と感じる理由

ITmedia Mobile / 2024年7月17日 10時5分

 ソフトバンクオンラインショップから製品を選び、契約種別で「MNP」を選択した後に表示される「機種・プラン」のページには、オンラインショップ割を加味した実質負担額は表示されるが、オンラインショップで機種を選択した最初のページや、(オンラインショップとは別の)製品ページには明記されないので、やはり分かりにくいと感じる。

●「新トクするサポート(プレミアム)」対象機種の価格表記はさらに分かりづらい

 最も分かりづらいのは「新トクするサポート(プレミアム)」の対象機種の価格だ。

 新トクするサポート(プレミアム)を利用するには、対象機種を48回払いで購入する際、「あんしん保証パック」に加入の上、「早トクオプションの利用料」を支払い、購入から13カ月目以降に特典利用を申し込むなどすれば、最大36回分の対象機種の分割支払金または賦払金の支払いが不要になる。

 ここまでの内容はニュースリリースなどに記載されているが、最終的な実質負担額がソフトバンクの製品ページには明記されておらず、こちらも自分で算出しなければならない。

 利用条件に含まれているあんしん保証パックだが、機種やシリーズによって、加入できるサービスや利用料が異なる。

 例えば、Google Pixel、シャープ製スマートフォン(2021年以降発売機種、法人モデルを除く)、モトローラ製スマートフォン(2023年以降発売機種)、Xiaomi製スマートフォン(2024年以降発売機種)は、月額990円の「あんしん保証パックネクスト」に加入できる。その他のスマートフォン、ソニー製スマートフォンのXperiaなどは、月額715円の「あんしん保証パックプラス」に加入できる。

 あんしん保証パックだけでなく、早トクオプションの利用料の1万2100円も別途発生するため、実質負担額に加算して考えた方がいい。

 実際、どのような計算式になるのか。シャープ製スマートフォンのハイエンドモデル「AQUOS R9」で確かめたい。

 AQUOS R9は1回払いが12万4560円だが、この金額は計算に含めなくてよい。見るべきはその下に記載の3万1824円だ。この金額に早トクオプション利用料の1万2100円と、あんしん保証パックネクスト利用料の1万2870円(月額990円×13回分)を足した5万6794円からオンラインショップ割の2万1984円を引いた3万4810円が、ソフトバンクオンラインショップで購入し、1年後に返却した場合の実質負担額となる。

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