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ChatGPT超え? 有料プランが1年間無料で話題になったAI検索エンジン「Perplexity」を実際にスマホから使ってみた

ITmedia Mobile / 2024年8月7日 17時28分

 この回数制限を取り払うためには、有料プランの「Perplexity Pro」が必要になってくる。公式のヘルプページには、「加入者は1日に最大600回のPro検索を実行できます」との記載を確認できた(なお、iOSアプリの有料プランのレコメンドページには、“1日のPro Search使用回数300回以上”と表記されていた)。

●有料プランの特典は生成AIモデルを選択できることにある

 有料プランの「Perplexity Pro」を契約するメリットは、Pro Searchの回数制限以外にもいくつかある。例えば、アップロードできるファイルの制限がなくなる点は重要だ。

 例えば、iOSアプリでは、有料プランを契約してから「+」をタップすると、「画像を選択」「写真を撮る」「ファイルをアップロードする」の3つのメニューが表示された。こうした利用方法が多い場合には、有料プランを契約しておいた方が快適かもしれない。

 なお、複数社の生成AIモデルを設定から変更して使い分けられることも覚えておこう。有料プランを契約後には、画面左上のアイコンから、「AIモデル」の欄を選択することで、「Default」の他、「Claude 3.5 Sonnet」「Sonar Large 32K」「GPT-4o」「Claude 3 Opus」「LIama 3.1 405B」を選べるようになっていた。

 ここまで生成AIモデルを使い分ける必要があるかは疑問だが、そもそも普段から複数の生成AIモデルを使い分けているという人には、コストを抑える選択肢になるかもしれない。

 ただし、有料プランでは画像の生成にも対応しているものの、Perplexityでは通常のプロンプトで「イラストを生成して」のように指示しても画像は生成されないという特殊な操作手順に注意が必要だ。画像生成をしたい場合には、ブラウザ版のサービスから、検索した内容のスレッドを開き、画面右端にある「画像を生成する+」をクリックする必要がある。少なくとも筆者は、iOSアプリでは、この「画像を生成+」を見つけられなかった。

●ソフトバンクユーザーが特典を利用するには

 さて、有料版の「Perplexity Pro(プロフェッショナル)」プランは、ブラウザから公式サイトにアクセスして購読すると月額20米ドル(7月31日時点のレートで3056円)、または年額200米ドル(7月31日時点のレートで3万560円)だ。一方、iOSアプリ内からの購読の選択肢では、月3000円または、年1万円だとされている。Android では月2950円、または年2万9500円だ。

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