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「Xperia 1 VI」を1カ月使って感じた“変化と進化” これぞ唯一無二のエンタメマシンだ

ITmedia Mobile / 2024年8月12日 10時0分

 ゲーミング機能も「ゲームを最高画質で楽しむ」だけでなく、ライブ配信をはじめとした第三者への発信要素、YouTube向けの動画コンテンツ制作者向け要素も多く兼ね備えている。決定的な場面を残せる「RTレコード」をはじめ、スマホ単独での音声ミキサー、スクリーンショットの連写機能、外部キャプチャーボードへの出力機能まで備えるなど、他社のゲームモードには備えない機能が充実している。

 この他にもXperiaをカメラの外付けディスプレイとして利用できる「外部モニターモード」、以前より支持される「サイドセンス」というショートカットも引き続き利用できる。ハードウェア的な特徴では、シャッターキーの存在はもちろん、今となっては珍しい、3.5mmイヤフォンジャックとmicroSDスロットの両方が利用できるハイエンドスマホであることも見逃せない。

 これらの「ソニーらしさ」というこだわりが詰め込まれたXperia 1 VIは、映像や音楽の視聴、ゲームなども高いレベルで楽しめる。コンテンツの消費だけでなく、制作といったクリエイティブな需要にも応えてくれる。

 今のXperiaはスマートフォンだけでなく、カメラやテレビ、ゲーム機といったハードに加えて、さまざまな映像、音楽、ゲームをはじめとしたコンテンツまで作っているソニーだからこそ作ることのできる「究極のエンタメマシン」だ。ここまで行くと唯一無二のスマートフォンという言葉が適切かもしれない。

 このエンタメマシンという要素が残されていることが、大きな変化があっても違和感なく利用できている理由だと考える。形は変わっても中身の本質はしっかりと受け継がれている。

 まとめになるが、Xperia 1 VIでは画面アスペクト比や画面解像度の変更、プロ仕様のカメラアプリが廃されたことで「唯一無二」な点が失われたことは惜しい部分。以前からのファン目線では気になるところである。

 今作の変更はそれらのマイナス要素以上に、今回の変更で得たものがプラスに働いていると考える。そして、ハードウェア、ソフトウェア面でも以前から続く「Xperiaらしさ」をしっかりと継承している。

 従来の不安要素だったソフトウェアアップデート期間も4年間に延長することが明言されたため、より長きにわたって安心して利用できるようになった。Android OSのアップデートも3回のメジャーアップデートが行われる予定。

 あらゆる部分が進化したXperia 1 VIは、初めてXperiaを検討している方にも、今までXperiaを使ってきた長期ユーザーもきっと満足できる仕上がりだ。

●著者プロフィール

佐藤颯

 生まれはギリギリ平成ひと桁のスマホ世代。3度のメシよりスマホが好き。

 スマートフォンやイヤフォンを中心としたコラムや記事を執筆。 個人サイト「はやぽんログ!」では、スマホやイヤフォンのレビュー、取材の現地レポート、各種コラムなどを発信中。

・X:https://twitter.com/Hayaponlog

・Webサイト:https://www.hayaponlog.site/

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