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真夏にやってはいけない、モバイルバッテリーの使い方 損傷や発火の危険性も

ITmedia Mobile / 2024年8月13日 11時45分

 国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センターが2020年に公開した「リチウムイオン電池の劣化挙動調査」によると、40度の環境に400日間放置すると容量は94%、60度では80%以下に劣化が進むことが分かったとのこと。

 ポータブル電源は毎日充電しても10年使えるとうたうものが多いものの、高温環境に長期間放置するとその寿命が縮んでしまうわけです。ポータブル電源をダッシュボードに乗せることはないと思いますが、直射日光が差し込む場所では、ダッシュボードと同様に高温になることが考えられます。ポータブル電源は車内に積みっぱなしにするのではなく、室内で保管するようにすべきでしょう。

●保管時には80%程度の容量にとどめておきたい

 モバイルバッテリーやポータブル電源を保管する際には、以下のような点に注意するといいでしょう。

・高温になる場所に置かない

・湿度にも気を付ける

・80%程度の容量で保管する

 高温の場所を避けるというのは、上で説明した通りの内容です。車内に限らず、室内であっても日光が差し込む窓際などは避けましょう。また、特に夏場には湿度にも気を付けたいところ。モバイルバッテリーやポータブル電源に限らず、電子機器一般に当てはまりますが、高湿度な環境に放置すると内部の腐食や劣化を招く危険があります。

 特にポータブル電源は邪魔だからといってしまい込んでおくと、いざというときに使えないということも。基本的には、人が快適と感じる場所なら問題ないので、リビングや寝室の隅などに置いておくのがいいでしょう。モバイルバッテリーの保管も同様です。

 保管時のバッテリー容量ですが、過充電や過放電を避け、いつでも使える状態を維持するためにも80%で保管するのが望ましいです。バッテリーは自然放電してしまうので、長期間使わない場合でも半年毎など定期的に充電を行い、容量を維持するようにしてください。

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