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3万円超えのペルチェ素子採用ネッククーラー「COOLIFY Cyber」はどこまで冷えるのか?

ITmedia Mobile / 2024年8月13日 17時30分

 「1段階のファンで」とあるように、冷却プレートを使わない送風のみのモードに設定することもできる。これはモード切替ボタンを押すことで行える。

スマホと連動できるのが便利

 実はCOOLIFY Cyberはスマートフォンと連動させることができる。専用アプリ「TORRASアプリ」をスマホにインストールし、Bluetoothをオンにして接続すれば、スマホ側でCOOLIFY Cyberを操作できるようになる。

 TORRASアプリを使うと、出力レベルやモードを手元で操作できるようになるだけでなく、「AUTO」機能も使えるようになる。TORRASではCOOLIFY Cyberを「スマートAIネッククーラー」と呼んでいる。Amazonの商品名にも「スマートAI搭載」と記載している。

 これは、COOLIFY Cyber内のセンサーが周囲の温度や肌温度を検出し、自動的に“ちょうど良い”温度を保つような運転をする機能なのだ。「暑くなってきたから出力を上げよう」「バスの車内の冷房が効いているから電源をオフにしよう」などといちいち操作しなくて済むというわけだ。

 その他に、お気に入りの設定をすぐに呼び出すこと、操作音のオン/オフ、タイマー設定なども行える。操作音の項目は「音提示」となっており、多少日本語が怪しいのだが、レベルを切り替えるたびに「ピッ」「ピッ」と音が出てしまって気になるという人は「音提示」が「操作音」だということを記憶したうえで、TORRASアプリから切り替えてほしい。

●強力なクール感を得られる!

 普段、このようなアイテムのレビューをする場合にはできるだけ気温の高い時間帯を狙って近所の公園まで徒歩移動し、どれだけ「涼しい」または「快適だ」と感じたかを記録するのだが、それではすぐに帰って涼める、という安心感があるからかなかなか真に迫った感想を持つことができない。

 などと考えていたら、たまたま東京都心部で最高気温35.3度となる日にほぼ屋外でのイベントを取材する機会があったので、COOLIFY Cyberを実戦投入することができた。

 家を出たのが午前9時50分で、気温は30度を超えていた。いつもなら玄関を出た途端に汗が噴き出すところだが、COOLIFY Cyberのおかげで噴き出すほどの汗を感じることがなかった。通常、ペルチェ素子を採用したネッククーラーにせよ、ファンを搭載したネックファンにせよ、冷却プレートまたは風の吹出口以外の部分が熱を持ってしまい不快に感じるものなのだが、COOLIFY Cyberでは肌との接触面全体が冷えているように感じた。

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