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「Galaxy Z Fold6」をカメラ視点で検証 閉じても開いても半開きでも安定感抜群 AIフォンならではのワザも

ITmedia Mobile / 2024年9月2日 18時50分

 このときは、プレビュー画面を上のディスプレイに置くか下のディスプレイに置くかを切り替えられる。これは下をプレビュー、上を最後に撮影したカットとした場合。

 それぞれのスクリーンショットを撮ると、こうなる。

 この多彩な撮り方こそが、Galaxy Z Foldシリーズの面白さだ。

 カメラ性能自体はGalaxy S24と変わらないけど、ブラウジングや編集で大きな画面を使えることや、折り畳んだ状態でのカメラはスリムで扱いやすいこと、そして折り畳みならではの自由な撮り方ができるのは素晴らしい。

 画質もGalaxyならではの安定感があるので、めちゃ魅力的だ。

●「AIフォン」ならではの技を駆使してみる

 カメラに関しては十分な画質だよね――ってことで、ここからはAI(人工知能)を駆使した機能で遊んでみたい。

 撮影後のAI駆使機能の充実が、Galaxy Z Fold6を含む最近のハイエンドなGalaxyのウリなのだ。

インスタントスローモーション

 最初は動画から。動画は最高で8K(7680×4320ピクセル)まで撮れるが、ここではフルHD(1920×1080ピクセル)で撮った、何てことない動画を使う。縦位置で撮った動画だ。

 使うのは「インスタントスローモーション」。ここぞという場面だけで画面の長押しでスローモーション表示してくれる。

 ジャンプしたところで長押しすると、スローモーションで表示できる。それを「スロー動画」として保存可能だ。スローモーションに足りないコマは、AIが自動的に補完してくれるのがミソ。

 作成された動画は見事にスローモーションになっている……のだが、コマ送りでよく見ると、手下や足が消えているコマがあって、完璧ではない。残念。せっかくキレイに飛んでくれたのに。

 AIのやることだからまだまだこれからってところか。

AI消しゴム

 次は編集機能。AIを使った画像の編集は、2カ所に分かれているので注意。

 1つは、以前のモデルでも使える「AI消しゴム」。ちょっとわざとらしいけど「料理を撮ったらスマホの影が映ってしまったー」というカットを用意してみた。

 AI消しゴムは、そんな時に活躍する。AI消しゴムから「影を消す」を実行してみよう。

 すると、無事影が消えました。これは実用的だ。

生成AIを使ったオブジェクトの削除/追加

 もう1つは「生成AI」を使った機能。いろんなとこでデモされているから、ある意味でおなじみのヤツだ。

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