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「Galaxy Z Fold6」をカメラ視点で検証 閉じても開いても半開きでも安定感抜群 AIフォンならではのワザも

ITmedia Mobile / 2024年9月2日 18時50分

 ここに銀座四丁目の交差点を撮った写真がある。でも、人が多く行き来するので、どうしてもあれこれ写り込んでしまいがち。

 そんなとき、生成AIの出番。消したいものをタップして選択してから「生成」ボタンをタップしてみよう。

 よく見ると微妙な所はあるけど、見事に消えました。

 逆に、写真に要素を追加することも可能だ。

 ふと、人を消した写真の空に、飛行機を飛ばしてみたくなったのである。そこで「AIスケッチ」を使って、適当に飛行機っぽいものを描いてみた。

 すると、AIが見事に飛行機を飛ばしてくれたのだった。複数の候補が出てくるので、一番意図に近いものを選んでみた。

 ちなみに「生成AI」機能を使うと、左下に「AIが生成したコンテンツ」とウォーターマークが入る。

 このAIスケッチ、写真に加える手書きのイラスト……というか殴り書きは、どれだけラフであっても、勝手にAIが想像してリアルな画を描いてくれるのが面白い。

 候補はいくつも出てくるのでイメージにあうものを選べばいいのだ。

自撮りでも生成AIは効果的

 もう1つ行ってみよう。まず、インカメラで撮った自撮りの写真を用意した。

 撮った後、後ろの池が何もなくてさみしい「鳥でも飛ばしてみようかな」と思ったのである。

 そこで描いたのがこれ。単なる線だけれど、人間が見ると「あ、鳥だといいたいんだな」って分かるよね?

 漠然としたイメージでざっくり落書きをして、「これをいい感じに仕上げて」「おまかせあれ!」って感じで作ってくれるのは分かった。すごい。

 ただし、現状では使いどころは難しいかもしれない。特に仕上がりのイメージを具体的に持っている人には「違う、そうじゃない」となるケースが多そうだ。

ポートレートスタジオ

 そして最後は「ポートレートスタジオ」。選ぶと自動的に顔を検出して、4つの“画風”からどんな感じに仕上げるか選ぶ。

 そして結果はこれだ。

 いろいろと考えちゃうよね。「コミック」といわれたときに想像する画風とちょっと違うよなとか、マンガというよりWebToon風だよなとか、「水彩画」も水彩画というよりも水彩風イラストレーションだよなとか……。

 こういうのって、各国の文化的側面も絡んでくるから、難しいよなと感じる。

 「顔がその人にどのくらい似ているか?」というのも、確かに似てるけれども顔の特徴が薄まってちょっと画一化されている気もする。

 画像の生成AIに関しては非常に興味深くてハイレベルだけど(AIスケッチなんか、あそこまでラフに描いても通じるのかって驚きがある)、実用的かというと「まだまだこれからかな」「今のところ、AIは翻訳やリアルタイム文字起こし系の方がすぐ活躍できそうだな」というところだ。

 でも、今後のスマホの差別化にはAIがかなり重要になるので、いち早くさまざまな方面からアプローチしてきているのはさすがといったところだろう。

(モデル:長谷川未紗)

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