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「motorola edge 50s pro」徹底レビュー:19分フル充電やカメラの実力はどう? 予想以上に便利だったPC連携も

ITmedia Mobile / 2024年9月3日 6時5分

●144Hz表示でも減りにくいバッテリー

 4500mAhの大容量バッテリーを搭載しているmotorola edge 50 proシリーズは、長時間使用での安心感が高い。実際にYouTubeで720p画質の動画を再生し続けてみたところ、15分で2%しかバッテリーが減らなかった。1時間視聴を続けても、10%以下の消耗で済むことになる。

 一方、Xなどのサードパーティー製SNSアプリを144Hzの高リフレッシュレートでスクロールしていると、10分で2%ほどバッテリーが減るペースだった。それでも1時間で12%程度の消耗に抑えられる計算だ。

 125Wの超急速充電と4500mAhの大容量バッテリーの組み合わせは、モバイルバッテリー切れのストレスを大幅に軽減してくれる。いつでもどこでも、バッテリー残量を気にすることなくスマートフォンを使えそうだ。

●手触りのいい人工皮革

 外観に目を向けてみると、motorola edge 50 proシリーズの特徴は背面に人工皮革を使用している点に特徴がある。動物由来の皮革ではない合成皮革で、しなやかで滑らかな手触りを実現している。指紋や汚れが付きにくいのもうれしいポイントだ。

 また、カーブディスプレイを採用しており、有機ELパネルを端までしっかりと回り込ませている。映像を表示した時の没入感を高めることができるが、画面端での誤タップが増えやすいというデメリットがある。

 カラーバリエーションはソフトバンク向けのmotorola edge 50s proが3色、オープンマーケット向けのmotorola edge 50 proが2色を用意。どれも渋めの色合いで、落ち着いた大人の雰囲気を演出している。個人的には、ソフトバンク限定色のバニラクリームが上品でお気に入りだ。

●Snapdragon 7 Gen 3の実力をベンチマークで確認

 CPUはQualcommのミッドハイ向けプロセッサ「Snapdragon 7 Gen 3」を採用する。ストレージは256GBで、microSDは非対応だ。

 メモリ(RAM)は、edge 50が12GBで、今回レビューしたedge 50sは8GBだ。なお、メモリ拡張機能があり、内蔵ストレージの一部を使用して2~8GBを仮想メモリとして割り当てることができる。今回のベンチマークでは、仮想メモリを8GB割り当てて検証した。

 Snapdragon 7 Gen 3の性能を確かめるため、「GeekBench 6」と「3D Mark」でベンチマークテストを実行した。

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