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「motorola edge 50s pro」徹底レビュー:19分フル充電やカメラの実力はどう? 予想以上に便利だったPC連携も

ITmedia Mobile / 2024年9月3日 6時5分

 GeekBench 6のシングルコア性能は1125点、マルチコア性能は2925点だった。これは、2021年発売のフラグシップモデル「Galaxy S21 5G」に迫る結果だ。3年後のミッドハイモデルに期待される水準としては妥当といったところだろう。

 一方、3DMarkのWild Lifeベンチマークでは、全体スコアが3994点、平均フレームレートが23.92 FPSという結果だった。より負荷の高いWild Life Extremeテストでは、スコアが1098点、平均フレームレートが6.58 FPSにとどまった。

 他のミッドレンジ端末と比較すると、motorola edge 50s proは上位の部類に入る。ただし、最新のハイエンドモデルと比べると、特にGPU性能では大きな差がつけられている。

 実際のゲームプレイでは、「PUBG MOBILE」を画質設定最高で遊んでみたが、激しい場面でもフレームレートの急激な低下はなく、敵の動きを正確に捉えられた。長時間のプレイでもグラフィック性能が落ちることはほとんどなく、バッテリー残量を気にせず没頭できた。

●カメラは十分な解像感があり、色合いも自然で美しい

 背面カメラはトリプルカメラで、広角5000万画素、超広角1300万画素、望遠1000万画素という構成になっている。インカメラは5000万画素だ。

 メインカメラの写りは十分な解像感があり、色合いも自然で美しい。超広角カメラも広い範囲をゆがみなく捉えており、アウトドアでの景色撮影などに重宝しそうだ。望遠カメラは十分な解像感があるが、ディテールは及ばない最新のハイエンドモデルと比べるとやや及ばない印象だ。

 カメラ性能だけを見れば、より上位のモデルを選ぶ余地もあるだろう。しかし、ミッドハイモデルとしては十分に優秀で、日常のスナップ撮影に不足はない。

●モトローラならではの使い勝手を向上させる独自機能

 motorola edge 50s proには、モトローラならではのユニークな機能を搭載している。

 使いやすいのは「Moto Gestures」と呼ばれるジェスチャー機能だ。特に、腕を2回クイッとひねるだけでカメラを起動できるのは、サッとスマホを取り出して撮影したいシーンで便利だ。

 その他、「Moto Audio」による音質の最適化機能や、「Moto Gametime」によるゲームプレイ中の通知オフや画面録画など、使い勝手を高めるためのさまざまな工夫が施されている。

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