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「Pixel Buds Pro 2」「AirPods Pro 2」徹底比較 ノイキャン性能、音質、使い勝手はどう違う?

ITmedia Mobile / 2024年9月26日 11時31分

「Pixel Buds Pro 2」「AirPods Pro 2」徹底比較 ノイキャン性能、音質、使い勝手はどう違う?

左が「Google Pixel Buds Pro 2」、右が「AirPods Pro 2」

 Googleは完全ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds Pro 2」を9月26日に発売する。先代から装着時の快適性を高めた他、アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能や通話音質の強化など、Google製品としてさらにブラッシュアップした。Google ストアでの価格は3万6800円(税込み、以下同)となっている。

 Pixel Buds Pro 2に近い性能や機能を持ち、価格帯も4万円を切るAppleの「AirPods Pro 2」が手元にあるので、両モデルで音質や使い勝手はどう違うのか、4万円近い価格に値する製品なのかをテーマに比較したい。

●Pixel Buds Pro 2は耳にフィットしたが、ノイキャン性能はもう少し欲しい

 まずは装着感について見ていこう。結論からいえば、筆者の耳にフィットしやすいのは、Pixel Buds Pro 2だった。完全に合うとまではいえなくても、4500万件の耳の形状データを元にデザインされただけあって、耳により収まりすい形とサイズ感となっている。

 Pixel Buds Pro 2は「うどん」と形容されることもあるAirPods Pro 2のような形状ではなく、豆に似たような形状だ。ただ、AirPods Pro 2にはANCと外部音取り込みモードの切り替えなどに使う感圧センサーがあり、この部分を持って耳に装着するときにはこの形状が使いやすい。

 イヤーチップのサイズはPixel Buds Pro 2もAirPods Pro 2もXS/S/M/Lの4種類あり、筆者はPixel Buds Pro 2のMサイズが最もフィットしていると感じた。一方、AirPods Pro 2は使い始めのときには耳の穴に収まるが、使っているうちに汗などで滑り落ちてしまう。どのサイズでもだ。独特の形状であることや、耳への設置面積が狭いことが要因だろう。

 耳に合うか合わないかは人それぞれなので、あくまで「筆者の耳にはPixel Buds Pro 2が合った」という点を強調しておく。とはいえ、Pixel Buds Pro 2とAirPods Pro 2のどちらも、スマートフォンで耳に合うイヤーチップを選べるようになっているのがいい。セットアップの際にサンプル音が流れるので、聞こえづらければ別のサイズに交換する流れとなる。

 イヤフォンが耳の形にフィットするかどうかは非常に重要だ。AppleのAirPodsに関する製品ページに「ぴったりと収まればノイズキャンセリングの効果も上がり、音楽のバスサウンドも重厚感が増します」とあるように、装着感に少しでも違和感を覚えるようなら、別のサイズのイヤーピースを試したい。

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