iPhoneは「新品」と「中古」のどちらを選ぶべき? 中古モデルではまりやすい落とし穴
ITmedia Mobile / 2024年10月7日 10時23分
ただ、iPhoneをはじめとする最近のスマートフォンはカメラと生成AIが新機能のトレンドとなりつつ、最新機種を“毎年”購入したからといって劇的に変わった、と実感しづらい人もいるだろう。人によっては新機能に魅力を感じず、「電話、メール、ブラウザ、SNSが使えればいい」と感じるはずだ。ならば安い機種を購入して「出費を抑えたい」と考える人もいるだろう。
型落ちした「iPhone 14」の中古価格を見ると、一括価格がゲオで9万円台から、じゃんぱらで7万円台から、ソフマップのリコレでも7万円台からと、ゲオなら最新機種の一括価格(最低価格)より約3万円安く、じゃんぱらとソフマップなら最新機種の一括価格より約5万円安く買える。
●中古iPhoneの注意点は? SIMロックの有無や赤ロムなど
とはいえ、中古iPhoneの注意点もある。大きな注意点は保証が効くか否か。中古販売店舗やECサイトで購入したiPhoneは基本的にサポートを受けられない。保証期間は販売店によって異なるが、購入日から1カ月~1年までの期間が多い。
例えば、Appleの有料保証サービス「AppleCare+」は過失や事故で故障した際にApple StoreやApple正規サービスプロバイダーに持ち込めば、何度でも割安の料金で修理してもらえるサービスだが、(新品の)購入日から30日以内に加入する必要がある。
もとの所有者が、有料保証サービスのAppleCare+に加入したまま手放したiPhoneは、利用者が変わっても保証対象になる場合があるが、実店舗ではAppleCareに登録した人と利用者の情報が合致しないことを理由にサポートを受けられないケースもある。
中古iPhoneはバッテリーの劣化が進んでいるものもある。劣化が進んだバッテリーを搭載したiPhoneは駆動時間が短く、結果として「電池持ちが悪い」「少し減りやすくなってきた」などと感じやすくなる。購入後にバッテリー交換費用を負担せずに済ませたいなら、最初から新品か状態のいいものを選んだ方がいい。
最も気を付けるべきは、携帯電話として機能するかどうか。中古iPhoneを買うという行為は言い換えれば「箱(ボディー)」だけを入手し、通信を機能させるためには自分で「SIMカード(遠隔で契約者情報を書き込めるeSIMを含む)」を用意する必要がある。当たり前だが、iPhoneだけが手元にあっても、通信事業者と契約したSIMカードがなければ、音声通話やデータ通信は利用できない。
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