1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

Androidにある「AirDrop」的な「Quick Share(クイック共有)」を知っていますか? それぞれ解説します

ITmedia Mobile / 2024年10月28日 16時14分

 なお、上記の設定画面で「デバイス同士を近づける」がオンになっていれば、連絡先に登録されている相手が近くにいる場合、共有したいファイルを開いてから相手のiPhoneに近づけるだけでAirDropの転送が開始されます。この場合も、相手がAirDropを有効にしていて、「デバイス同士を近づける」がオンになっている必要があります。

 AirDropでは一時期、見ず知らずの人からわいせつな画像が送られてくるという迷惑行為が多数報告されていました。その後のアップデートで共有確認時にプレビューが表示されなくなるなどの対応が行われていますが、それでも知らない人から何かが送信されようとしているというのは気分がいいものではありません。

 AirDropを利用しない場合には「受信しない」「連絡先のみ」にしておけば、見ず知らずの相手のデバイスに送信先として表示されることはなくなります。連絡先を知らない人とのやりとのりの場合のみ「すべての人」にするといいでしょう。

●Android:Quick Share(クイック共有)の使い方

 AirDropはAndroidでは利用できませんが、ほぼ同等の機能としてQuick Shareがあります。以前はニアバイシェアと呼ばれていた機能です。Quick ShareはもともとSamsungのGalaxyデバイスが搭載していた機能ですが、2024年初めにAndroid標準機能のニアバイシェアがクイック共有に統合され、クイック共有の方が標準機能になっています。

→・Androidの「ニアバイシェア」とGalaxyの「クイック共有」が統合へ

 Google フォトやFiles by Googleなど、共有メニューがあるアプリからならQuick Shareは利用できます。写真以外にも、動画やPDF、WebページのURLなど、さまざまなものを共有できます。

 共有方法は、アプリの共有メニューから「Quick Share」を選択し、「付近デバイスのデバイスに送信」から送信相手を選びます。

 受信側にはQuick Shareのポップアップが表示されるので、「承認する」を選択すれば受信されます。自分のデバイスに送信する場合には、選択肢は表示されず直接受信されます。

 Quick Shareでも受信側で共有範囲の設定が必要です。画面を上から下にスワイプしてクイック設定を表示し、Quick Shareを選択しましょう。共有するユーザーを「自分のデバイスのみ」「連絡先」「全ユーザー」から選択します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください