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「iPhone 16/16 Pro」のカメラ機能を比較、基本画質に差はなし? 新ボタン「カメラコントロール」は難易度高し

ITmedia Mobile / 2024年10月29日 15時5分

 カメラコントロールには、カメラをいろいろとコントロールする機能があるわけだが、もっとも使われるのは「シャッターボタン」として、だ。

 本体を横位置に持ったとき、ここにシャッターボタンがあると押しやすそうである。

 ただ、その位置に賛否両論ある。

 例えば、ソニーの「Xperia 1」シリーズはずっと側面にシャッターボタンを持っているが、その位置はもうちょっと端っこだ。

 どちらが正解か――それはスマホをどう持つかに大きく影響される。

 カメラを使い慣れている人は、上の写真のように中指を背面に当てるように持ちがちだと思う。そして人差し指でシャッターを押すのだが、その場合はXperia 1シリーズの位置が正解。iPhone 16やiPhone 16 Proの位置だと、人差し指から遠い。

 もう1つ、カメラを上下から挟むように持つ人もいる。こういう持ち方だと、iPhone 16やiPhone 16 Proのカメラコントロールはちょうどいい位置なのである。

 昔、この持ち方はコンパクトデジタルカメラの“悪い持ち方”の代表として取り上げたことがあるのだけど(手ブレしやすく安定しないのだ)、まあ、手ブレ補正も昔に比べて強力だし、今だと正しい持ち方も何もないのかもしれない。

 Appleがどういう持ち方を想定してこの位置に置いたのかは知らないけど、わたしはカメラコントロールの位置に合わせて上下挟み持ちをするようになっちゃいました。

ポイント2:カメラコントロール自体は使いやすい?

 カメラコントロールは、それ自体がタッチセンサーになっていて、軽く押すとクッと軽い衝撃があり、その状態ですりすりすると設定を変えられるし、ダブルタップすると設定項目を変えられる。

 で、最後までグッと押し込むと(ここは物理的に実際に押し込める)撮影できるというわけだ。

 これらができるから「カメラコントロール」と名付けられたのだろうけど、ただ、これで細かい設定をしやすいかというと、それは難しい。

 カメラコントロールで調整できるのは「露出補正」「ズーム倍率」「カメラ切替」「フォトグラフスタイル」「トーン」「被写界深度(ポートレート時のボケ調整)」の6つ。これはかなりぜいたくに搭載しましたな、って感じだ。

 ということで、けっこうあるよね。

 で、使っていて気になったのは操作に結構気を使うことと、誤操作しちゃうこと。意識せず指が動いちゃってズーム倍率が変わったり、露出が補正されちゃったりして、何度か困った。

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