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iPhone 16/16 Proで「フォトグラフスタイル」「オーディオミックス」ってどう? 撮って試してみた結果

ITmedia Mobile / 2024年11月2日 10時5分

iPhone 16/16 Proで「フォトグラフスタイル」「オーディオミックス」ってどう? 撮って試してみた結果

向かって左が「iPhone 16 Plus」、右が「iPhone 16 Pro」

 カメラとしてみた場合、「iPhone 16」か「iPhone 16 Pro」のどっちがいいか――個人的には5倍望遠カメラが付いていることと、超広角カメラもFusionカメラも微妙に性能が上ってことで“16 Pro一択”なのだけど、望遠カメラの有無を除けば、その違いは縮まっている。少なくとも、マクロモードが付いたことで、使い勝手的な差はなくなってきていると思うわけである。

 ということで、両者のカメラを試す記事の後編。今回は人物の撮影と、動画回りをチェックしてみる。

●人物を撮ってみる

 では普通に「Fusionカメラ」で撮り比べてみよう。といっても、どっちも遜色ない写りなので、特にいうことはなしです。

 人物(や動物)を見つけると、左下に「f」アイコンが出る。

 それをタップすると、ポートレートモードになる。「f」はレンズの「F値」を表すもので、数字が小さいと被写界深度が浅く(ピントの合う範囲が狭く)なり、ボケも大きくなる。iPhone 15からのうれしい機能だ。

 で、「f」が表示された状態で撮影すると、あとから写真アプリでポートレートモードとして扱うことができるので便利。ちなみに、画面をタップして撮りたい被写体を指定したときも「f」アイコンが現れるわけで、独立したポートレートモードはめっきり使わなくなった。

 iPhone 16 Proの方が顔が明るく写っているけど、いつもそうというわけじゃないので微妙。ボケ具合はちょっと違う(被写界深度はデフォルトのままで撮影している)。

 さらに、iPhone 16 Proは5倍の望遠でポートレートを撮れるのでそれはよい。背景もきれいに抜けている。

 室内編もいっときます。

●新しい「フォトグラフスタイル」を使ってみる

 iPhone 16/16 Proで新しくなったところといえば、iPhone 15シリーズから一新された「フォトグラフスタイル」もある。

 iPhone 15シリーズでは「フォトスタイル」と「フィルター」が別々に搭載されていたが、iPhone 16シリーズではこれらが統合され、さらに自分でカスタマイズできるようになった。色や階調を自分で調節して画作りを楽しむという、昨今のカメラアプリのトレンドに合わせた感じだ。

 例えば「スタークブラック&ホワイト」で撮ったのがこちら。従来の「ノアール」に近い感じで、カッコいいモノクロ写真を撮れる。

 iPhone 16シリーズでは、カメラアプリの右上に四角い見慣れないアイコンがある。それがフォトグラフスタイルだ。メニューを開かなくても、ここをタップするだけで使える。

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